1.今日の一言と紹介する本
今日お勧めする書籍ですが、オリエンタルラジオで大活躍している中田敦彦さんの1冊。
『労働2.0 やりたいことして、食べていく』中田敦彦
堀江貴文さん、キングコング西野さんの推薦文も帯に載っている本書。
ご紹介していきましょう。
2.本のサマリー
『才能がなくても、楽しく稼げる』
『やりたいことをして、食べていく』
『皆さんはもっと自分らしく、楽しく働くことができます。』
と帯に書かれたこの1冊。
1つの職種、1つの会社、1つの場所にとらわれず、雇われるだけでなく、雇う側も視野に取り入れ、随時変化と進化をしながらやりたいことを実現させて食べていく。
そんな働き方を労働2.0と名付けています。
オリエンタルラジオに始まり、
音楽ユニットRADIO FISH、
オンラインサロン、
アパレルブランド「幸福洗脳」
など次々と新しいことに挑戦し続ける中田さんらしい内容。
稼ぐとはどういうことなのか?
今の時代だからこそ求められる労働2.0とは何か?
中田さんの仕事術とは!?
今まさに旬の人、中田敦彦さんを知れる一冊となっています。
3.ポイント3点
会社を辞めようと思っていない人は優秀ではありません。
売れていない芸人は面白くないかと言うと、これまた非常に面白い芸人さんが多いのです。
でも売れない。なぜなら面白くなることだけしか考えないからです。
稼ぐ事は良いことであり、最高に楽しいことなのですから。
4.岡崎の考察
まず1番最初に押さえておくべき事は、『楽しく働く≠楽して働く』だということでしょう。
楽をするという事は物事の終わりを意味します。楽しく働くためには能動的に自分から行動することが求めらます。
残念ながら受け身で働いていても全く仕事は面白くならないです。
いざ、自分から動こうとすると、人によっては『私なんかには難しい』となってしまうかもしれません。
中田さんはこのように言っています。
・私なんかという言葉は今すぐ封印しましょう。そんな卑屈でしみったれた言葉は、地中深くに埋めてしまいましょう。
・自信を持てと言っているわけではありません。自信なんて、結果が出ないうちは持てなくて当然ですから。
・大事なのは、やりたい人に仕事を任される機会が巡ってきたら、たとえ自信がなくても、胸を張って、任せてください!と言うことなのです。
ハッタリでは無いですが、まずやりますと言うことの方が先なのです。
自分で自分の能力を決めるのではなく、人の目を信頼して期待に応えることをしていきましょう。
ではどのようにすればその挑戦はうまくいくのでしょうか?
成功例は素直にリスペクトせよ
この通りだと思います。多くの人は自己流でやろうとするためうまくいきません。またうまくいっている人を見ても斜め切りしてしまい素直に評価できません。
成功例を素直にリスペクトすること。
新しい挑戦を成功させるために間違いなく必要な姿勢でしょう。
仕事に完璧さを求めず、挑戦していることを評価する。そしてその挑戦を楽しみながら続けていく。
楽しいからどんどんやりたくなるし、創意工夫したくなる。
結果的に大きな成果を作り出していくのではないでしょうか?
勉強もそこそこ、スポーツもそこそこ、俺って中途半端だなと言っている人は、今すぐその後ろ向きな考えを捨てましょう。
中途半端で良い、1番じゃなくて良い。そこそこの個性を混ぜたり組み合わせたりすることで、何ができるかを考えましょう。
中途半端でも問題ありません。行動したことに意味があるのです。
損得ではなくチャンスがきたら行動してみる、それが仕事を楽しくする秘訣なのです。
5.気になるワード
私は会社にいいように使われるのは嫌!
と公言している、もしくは思っているあなた。
最初にはっきりさせておきましょう。
その認識は誤っています。
会社に雇われている以上、あなたは紛うことなき歯車です。
早い話が、資本家が偉いのは、お金を出しているから。資本主義社会では、お金を出す人こそが1番偉いのです。
この方法を皆さんが実践するなら、しょっちゅう怒られます。
問題人物としてマークされるリスクを覚悟しておくべきでしょう。
しかし意外と、企業のトップはそうした人材を高く評価するものです。
会社を辞めようと思っていない人は優秀ではありません。
優秀な人ほど、自分はこの組織には収まりきらないと感じるものです。
でも売れない。なぜなら面白くなることだけしか考えないからです。
面白くて、やりがいがあって、かつ儲かる仕事とは何かを一人一人が考えて実践したら、日本の将来はもっと明るくなるでしょう。
稼ぐ事は良いことであり、最高に楽しいことなのですから
中途半端で良い、1番じゃなくて良い。そこそこの個性を混ぜたり組み合わせたりすることで、何ができるかを考えましょう。
自信を持てと言っているわけではありません。自信なんて、結果が出ないうちは持てなくて当然ですから。
大事なのは、やりたい人に仕事を任される機会が巡ってきたら、たとえ自信がなくても、胸を張って、任せてください!と言うことなのです。
さらに言えば、やったもの勝ち。
そういうわけで、最初にアイデアを持ったのが誰かを、あまり私は重視しません。自分の中でひらめいたアイディアも、きっと他の誰かも思いついていると思います。