1.今日の一言と紹介する本
僕はボートの波でサーフィンをする、ウェイクサーフィンをやるのが趣味です。
気持ちよくサーフィン。ちなみにこのウェイクサーフィン、どこでやるかわかりますか?
なんと、川です。
どういうことかというと、自然の波ではなく、ボートの波を使ってサーフィンをするから自然の波が立たない川や湖で行われます。
普通の常識から考えると意外に思いませんか?
誰が考えたのかは知りませんが、ボートの波を見て、もしかしたらこれでサーフィンできるんじゃないか?と疑問を持った人がいたのでしょう。
新しいアイデアの創造には疑問がつきものです。
常識を疑うことで新しいアイデアが生まれていきます。
常識とは多数派意見であり、10歳までに集めた偏見の塊だと言う人もいます。
そこで今日は堀江貴文さんの『疑う力』をご紹介していきます。
2.本のサマリー
「常識の99%は嘘である」そう断言するのは話題の人、堀江貴文さん。
SNSの流行で新時代の「一億総白痴化」が進んでいるとのこと。
常識を、当たり前の事と捉えていると一生バカを見る!
物事の本質を見抜けなければ死ぬまで搾取され続ける時代にどのように物事を見たら良いのか?
33の常識について堀江貴文さんなりに思う疑問をぶつけた一冊。
感性と直感が身に付く、堀江式発想の教科書である。
3.ポイント3点
自分たちの身は自分たちで守ろう、と言う覚悟を持つことが大事だ
目指すべきはオンリーワン。レアな人材になることである。
今はスピードと、アイデアを実行する力で勝負する時代
4.岡崎の考察
物事をすがすがしいまでにハッキリと言う堀江貴文さん。
この本の中でも33の事柄について疑問と苦言を呈しています。
本書で1番伝えたいこと。それは常識を疑えということ。
本のタイトルのままではありますが、確かにその通りと思えることも、本当にそうなのかと思えることも多々記載がされていました。
さらに「おわりに」にはこのように記載されてます。
雑誌の良い読者は、もう気づいているかもしれない。僕は、僕がこの本で主張することについても疑ってもらいたいと考えている。
そのまま鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考え、目で確認し、実際に行動して確かめることが大事だということを伝えたいのでしょう。
ほとんどのメディアは営利企業。追求するのは正義ではなく利益だ。
例えば航空会社がスポンサーについているニュース番組は、航空会社の不祥事についてはあまり積極的に発表しません。
良し悪しということではなく当然のことでしょう。
なぜならメディアもビジネスだから。
そういう視点を持って、情報を見ると、本当にその通りなのか?と疑問を持つことができるはずです。
常識はいつだって、僕たちの自由な思考を縛ろうとする。この事実をスルーしてはいけない。鈍感になってはいけない。
それっておかしくね?と、気付ける人にしか、大きなチャンスはやってこない。
自分の目の前の出来事がチャンスなのかどうかは誰にもわかりません。
ただ確かに言える事は当たり前なことがチャンスになるのではなく、意外なことが振り返ってみるとチャンスだったとわかるということ。
何事も当たり前と捉えず、本当はどうなのかという疑う目を持って接することが大事でしょう。
5.気になるワード
常識を疑え。常識を疑う勇気を持とう。嘘を嘘と見破る力を養おう