1.今日の一言と紹介する本
お酒を飲むなら健康的に飲みたいですし、長く飲める体でいたいですね。
今回は『酒好き医師が教える もっと!最高の飲み方』をご紹介していきます
2.本のサマリー
三度の飯よりお酒が好きだけど、こんなに飲んでいて体は大丈夫なのだろうか?
これは酒好きだったら、誰もが1度は抱く不安。第二のお年頃(中年)になったら、なおさらこの不安は増す。
こんな酒好きならだれもが思う気持ちを代弁して始まる本書。
肝臓専門医、浅部伸一さん監修のもと、葉石かおりさんが執筆。シリーズで13万部の『酒飲みの福音書』待望の続編!
さて、身もふたもないことを最初に書きますが、最新の研究結果において、酒は百薬の長は嘘だった!というのです。基本的に飲酒量はゼロが良いと結論づけた論文が発表されています。
これは、厳しい…
しかし生きている限り、リスクをゼロにすることはできませんし、酒を飲まないことでストレスをためるのであればうまく付き合っていったほうが良いと言う意見もあります。
では酒との上手な付き合い方とは?
自分のリスクを知り、いつまでも健康に飲み続けるための方法をご紹介していきましょう。
3.ポイント3点
パンなどの糖質が多い食品とアルコールを一緒に飲むと、食べ物単体で食べるよりも血糖値の上昇が抑制されました。つまり、食事と一緒にお酒を飲むと血糖値の上昇は抑えられる
適量までなら、むしろ血中の中性脂肪値や脂肪肝などに良い影響を及ぼす
お酒で顔が赤くなる人は骨折リスクが2.5倍!
4.岡崎の考察
だって飲みたいんだもん(笑)
ということで、酒との上手な付き合い方について考察していきたいと思います。
この本の中で飲み方で注意しなければならないポイントは3点です。
①遺伝的にお酒が飲めない人、つまりお酒で顔が赤くなる人は無理に飲まない方がいい
②週に2日は休肝日を取る
③適量を守る。
さらに直接お酒についてではありませんがこの2点を意識するとさらに良いようです。
④糖質を極力控え、タンパク質と良質な油を取る
⑤適度な運動を行う
つまりは、いつも言われてることをちゃんと守ること(笑)
いくつか嬉しい話も書いていました。
辛口のワインは血糖値をさげる
赤ワインは尿酸値が上がりにくい
食中酒として飲む芋焼酎は、他のお酒より食後の血糖値の上昇を抑制する
日本酒やワインが糖化を抑える
ということで岡崎なりに考えた健康的にお酒を飲む方法はこちら。
①1杯目は芋焼酎のソーダ割りを飲む
②2杯目にスパークリングワイン(辛口)を飲む
③3杯目は赤ワインをちびちびと飲む
よし!これで健康的に飲める…あとは適量を守るだけ♪
と言いつつ、結局しっかり飲んじゃうんだろうなぁ。
5.気になるワード
答えは簡単、おつまみを食べ過ぎているんです。
お茶、オリーブオイル
魚
海藻
納豆
酢
キノコ類
野菜
玉ねぎ、ニンニクなど
酒乱とは簡単に言えばアルコールを飲むと性格が割と変わって、過激な発言をしたり、問題行動を起こす酒飲みのことです。
酒乱になるためには血中アルコール濃度が0.2%を超えることが条件になる
ブラックアウトを防ぐには、血中のアルコール濃度が急激に上がらないような飲み方をする
お酒を飲んで顔が赤くなりやすい人は、骨粗しょう症による大腿骨骨折を起こしやすい
ビタミンEの抗酸化作用が骨芽細胞の機能不全に効く
骨の形成を促進する働きがあるビタミンDも欠かせない
ビタミンDが不足している人は、日焼けを避けたり、日焼け止めを使ったり、そもそも外に出ないという人も少なくない
配偶者が喫煙者だと、家族に喫煙者がいない人の1.3倍も肺がんの発症率が上がる
①アルコール度数の高いお酒をストレートで飲むのは避けること
②お酒を飲む際は必ず水を飲むように心がけて下さい
③週一回で良いので休肝日を設けること
①食後高血糖を抑えること
②高糖化作用のある食物を取る
③日本酒やワインが糖化を抑えてくれる
④食後の運動で血糖値上昇を抑える