1.今日の一言と紹介する本
Facebookの昔の投稿が定期的に上がってくるのですが、見返してみると2年前はもっと痩せていた…それは10キロも重くなれば、見た目も変わります。
ダイエットは日々の習慣の改善が大事。
週4回、2カ月間続けること、最近の習慣に関わる本を読む限りどの本も共通してこのことが書かれているので実践していきます。
それでは今日の書評『スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉』をしていきましょう。
2.本のサマリー
何のために、こんなに働いているのだろう?自分は一体どこに行っているのだろう?
私たちは何のために仕事をするのか、つまり、一人一人が自分のミッションを意識してほしい。
自分のこの世の役割を見つけて、それに全力を尽くす。仕事でも人生でも、大切な事は、どう世の中に貢献していくかだ。
スターバックス、そしてボディーショップのCEOを6年間勤めた岩田松雄社長。悩めるリーダーたちを救った励ましの言葉をまとめた一冊。
3.ポイント3点
リーダーが成長すれば、その分会社が成長します。
得意分野がないのなら、スーパージェネラリストを目指せ
夢を追い続ける人だけがチャンスを掴む
4.岡崎の考察
厳しくも温かいメッセージの数々。リーダーを志す人にはぜひ読んでほしい、そんな1冊でした。そこで今日は、リーダーがおさえるべき行動習慣を三つご紹介していきます。
①部下は、トイレの中でも上司を見ている
不良在庫の処理や子会社の整理などを進めなければならない状況だった時に、眉間にしわを寄せてトイレから出てくる姿を部下に見られていたという岩田社長。結果的に、社長が相当悩んでいる。元気がない。という噂が前者に広まってしまったといいます。
上司は人間性をいつもチェックされている。トイレに立つ時も見られているのか…とびっくりするかもしれません。
しかし考えてみれば、多くの人がなんとなくいつも上司の様子が気になっているのではないでしょうか。
常に見られている意識や人間性を高めるものです。見られていることをわずらわしく思わず、逆に感謝の念を持つことができれば、それもリーダーとして成長です。
②何をやるかではなく、なぜやるのかを考えてもらう
日産自動車で働いているときに、新卒の女性社員に、「使った湯飲みと灰皿をきれいにしておいてください」とお願いしたところ、私が女性だから命じられたのですかと詰め寄られたといいます。
当然ですが、男性だから、女性だから、ということではなく応接室をきれいにしておく事は大切なことだから依頼したわけですが、その大切であるということを伝える必要があります。仕事をお願いするときは、まずはなぜやるのかという背景と意義をきちんと言葉にして伝えることが重要なのです。
③褒め合う文化を作れ。そうすれば良い決断ができる。
良い気持ちになっているときの意思決定は正解率が平常時の40%ほど違う。こんな衝撃な、統計があるそうです。褒め合う文化は、正しい判断がしやすくなる環境を生む効果があるようです。また、どんな小さなことであっても、褒めあうことで、早い段階で達成感をたくさん持ってもらうことができ、やればできるという仕事に対する自信の基礎が出来上がります。
ミーティングに限らず、褒め合う文化を作りましょう。それはお互いを認め合う理想的な環境作りでもあるのです。
誰もが知っているブランド・スターバックス。なぜそこまでの結果になったのか、社員教育の秘密、知っていて損はないと思います。ぜひ読んで欲しい1冊でした。
5.気になるワード
健全なる精神は健全な身体に宿る。
遊ぶように仕事をして、仕事のように遊ぶ。