1.今日の一言と紹介する本
日本の税金って高いと言われますが昔はもっと高かったって知ってますか?
1974年当時の所得税の最高税率は75%、住民税の最高税率は18%で、最高93%まで課税されてました。
それがある意外な人物の発言から是正されていきました。
なんと黒柳徹子さん。1983年から3年連続、高額納税者ランキング俳優部門1位。
そこで、現在の自分の収入の90%が税金であること、1時間の番組の何分か話したらあとは全部税金。原稿用紙400字詰めの2行書いたら、あとの18行は全部税金…と悲しげに主張したそうです。
勤労意欲を失うから改善してほしいと話したところ徐々に変わっていったとか。
知ってて損のない税金の話。今日はそんな税金の本『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』をご紹介していきたいと思います。
2.本のサマリー
・確定申告や税金が不安で仕方がない…
・何も知らずにフリーランスになっちゃった…
・税金怖い、難しい…
・みんな一体どうしているんだろうか?
・税金を知らない人は必ず損をする!
税金について知った方が良いと分かっていても、難しそうだからそっとしておこう。そんな人も多いのでは!?
個人事業主の方はもちろん、会社員の方も知っておいて損は無い税金の仕組み。税理士と漫画家がタッグを組んで書いたわかりやすい税金の説明書。
学校でも会社でも教えてくれない大切なこととは?
3.岡崎の考察
確定申告について、会社員の方は自分には関係ないやと思うかもしれませんが、実はちゃんと知っていると会社員の方も確定申告をして節税することができます。
ちなみに僕は26歳の頃、起業しようと準備を始め27歳に独立しましたが、起業するために準備していたときのレシートも経費に認められたので確定申告して15万円位帰ってきた経験があります。
住民税も最低ランクになりました…大きいですよね。
ただこの書籍の中にもありますが、節税をしすぎると信用が下がるので、その後の自分のライフプランに合わせて節税の度合いを考える必要があるでしょう。会社員の方が手っ取り早く節税をしようと思ったら、何か簡単な副業をするという方法になるでしょう。
ただ副業解禁の会社が多いとはいえ、副業禁止の会社の規定に触れ、ばれたら困るという方もいるのではないでしょうか?
・マイナンバーがきっかけで会社に副業がばれる事は無い
・副業が会社にばれる1番の原因は住民税
多くの方はマイナンバー登録によって会社にばれると思ってるのではないでしょうか。実は違ったということが僕もこの書籍を読んでびっくりしました。
あなたが副業した場合に会社にばれない方法はあります。それは、副業分と会社分の住民税を分けて発送してくださいとお願いするという方法です。実は確定申告をする際に住民税を分けて支払うというチェックボックスがあります。そこにチェックを入れれば住民税が個別に請求されることになるので会社にばれなくなるそうです。
とは言え確定申告は難しそう…
勘定科目とかわからない…
そんな方に朗報です。
①確定申告の方法は国税庁のホームページからやれば簡単
国税庁のホームページには指示通り数字を入れれば申告書ができるツールが公開されています。難しく考えずまずはやってみましょう。
②勘定科目は間違っても問題ない
1番大事なのは金額が合うこと。細かい勘定科目は間違っても問題ないそうです。ですから簿記の知識はなくても、支払いがいくらあったのか、売り上げがいくらあったのか、この2つが管理できていれば確定申告は簡単にできてしまうのです。
海外では会社員の人も全員確定申告するのが当たり前。会社員だから関係ないと思わずに、税金についての知識はつけておきたいものですね。
会社員にでもできる確定申告方法。節税に効果的な仕組み。これらも紹介されていますので興味がある方はぜひ読んでみてください。
4.気になるワード
①所得税
②住民税
③事業税
④消費税
①自分の控除上限額を調べる
②好きな品を選ぶ
③サイトから自治体に寄付
④自治体からお礼の品と寄付金受領書が届く
⑤確定申告で給付金控除申告
①小規模企業共済
②個人型確定拠出年金(イデコ)
①アルバイトで給料を受け取っている人
②アルバイト以外で副業の所得が年間200,000円越えの人