書評

30代を無駄に生きるな

1.今日の一言と紹介する本

今日ご紹介するのは『30代を無駄に生きるな』です。

それでは、紹介していきます。

2.本のサマリー

人生の9割が決まるこの10年

著書累計120万部!ベストセラー作家、永松茂久先生の著書。

30代は大変だ。

独立起業するか転職するか、それとも今の会社で行けるところを目指すか。
結婚するか、独身のまま生きるか。
子供を作るか、作らないか。
家を買うか、買わないか。

たくさんの選択肢に追われる中で、一体何を選べばいいのか?

他にも挙げればキリがない中で、30代はまさに選択と決断が問われます。人生で1番分岐点の多い時期だと言えるでしょう。30代を惰性で生きてはいけない。

では一体どのように30代を生きれば良いのか。後悔するか、前に進むか。すべての悩みを解決する30代の教科書。

人財育成のプロが伝える、30代の生き方とは?

3.ポイント3点

自分ならどう思うか?という問題意識を持たないと、人の意見を鵜呑みにし、世間の意見に流されてしまう

困難から逃げれば逃げるほど、そのツケは次第に大きくなり、あなたの身に降りかかる

誰かと出会うことによって、離れなければならない人もいるだろう。
しかし、それはあなたが成長するために必要な別れなのだ。
今、あなたが本当に必要と思う人だけを残し、大切にしながら、全力で30代を生きて欲しい。

4.岡崎の考察

現在41歳の岡崎。そんな僕としては40代最後をどう生きるかは結構大事なテーマです。僕の人生のテーマは「自由と冒険」なんです。40代は自由に、もっと冒険したい…そんなふうに思っています。

30代の生き方をテーマに書評していきましょう。30代はお金持ちではなく、人持ちを目指すべきだと私は思います。当然ですが、お金は使えば減ってしまいます。無いよりあった方がいいのは確かですが、お金しかない人になってしまっては、40代でさらなる活躍は難しいでしょう。

チャンスはいつも人が持ってくる。

これは僕が大事にしていることですが、誰と付き合うか、誰と付き合えるか、が将来を決めてきます。良い付き合いを広げて行きましょう。

20代での甘え意識をさっさと捨ててしまおう

周りに流される生き方から卒業しよう。良い付き合いを広げるためにどうしたらいいか?まず付き合ってくれる側も、付き合う人を選びます。言い方を変えたら、付き合ってもらえる人になるということ。周りに流されて自分がない人になっては、優秀な人たちから相手にしてもらえなくなってしまいます。

まずは甘えを捨て、周りに流されず、付き合われたい自分になると意識改革をしましょう。自分ならどう思うか?という問題意識を持たないと、人の意見を鵜呑みにし、世間の意見に流されてしまいます。できる人ほどちゃんと自分の意見をもっているものです。

ニュースやネットに溢れる情報、誰かの噂話、誹謗中傷…そんなものに振り回されていませんか?自分の目で確かめて、自分の意見を持ちましょう。

30代のうちに、批判側ではなく、行動する側に回ろう

成功運を上げたければ、とにかくバッターボックスに立て。運はバッターボックスに立った数に比例する。「自分はこうしていく!」という意見、方向性、もしくは人生の軸が決まったなら、あとは行動すること。口ばっかりの人は誰も信用してくれません。そして行動数に応じてうまくいく回数も増えていくはずです。

量質転化の法則といいますが、量からしか質は生まれません。そして行動すればするほど自分の価値があがり、「本物」になっていくことができます。安物、偽物情報が溢れかえっている現代社会。「本物」の価値はどんどん上がっていくのです。

30代の生き方。一番大事なのは、無駄に考えてばかりいることから卒業して、行動を通して自分を「本物」にしていくことでしょう。

5.気になるワード

30代を惰性で生きてはいけない
人は歳を重ねるたびに、よくも悪くも頑固になっていく生き物だ。
将来を見据え、このまま進んで良いのかの判断を、改めて自分に問うて欲しい
ここからの生き方を考える上で、まずあなたにやってほしいことがある。それは、今あなたが立っている場所を明確にする、ということだ。
自分がどんな人間なのかがわかると、今の自分の位置がわかる。そこをしっかりと把握することで、自分が理想とする未来や、そこにたどり着くまでの距離、必要な事柄が見えてくる。
あなたが20代をダラダラと過ごしてしまったと思っているとしても、まだゆとりを持って取り戻すことができる。それも30代に許された特権だ。
30代はお金持ちではなく、人持ちを目指すべきだと私は思う。
肩書やお金の額ではなく、ありのままのあなた自身を信頼してくれる人を増やそう。
人は、自分に心を開いてくれる人を信頼する。
人は面白いほど、自分で想像したことに現実が引っ張られていく
誰かに教えを乞う事は、恥ずかしいことでは無い。
20代での甘え意識をさっさと捨ててしまおう
自分ならどう思うか?という問題意識を持たないと、人の意見を鵜呑みにし、世間の意見に流されてしまう
周りに流される生き方から卒業しよう
赤信号、みんなで渡れば大惨事
成長するために負けた相手から学ぶ
30代のうちに、批判側ではなく、行動する側に回ろう
成功運を上げたければ、とにかくバッターボックスに立て
運はバッターボックスに立った数に比例する。
人間には、進化したがる人間と進化したがらない人間の2種類が存在する。
もし、あなたに近い人たちが進化したがらない人間であれば、この先、前に進もうとするあなたの進化の妨げになっている可能性が高い。
世間体やしがらみ等を一切外し、本当に大切な人は誰なのか、自分が誰と一緒にいると1番自分らしくいられるのかを考えてみよう。
自分の周りにどれだけ優秀な人間をおけるか。
そして、その人たちが、どれだけあなたのために一生懸命力を貸してくれるのか。
人に頼るという思いを、人を活かすという思いに変える
自分がどうしても苦手だと思う事は、素直に人にお願いすればいい
とにかく人の紹介シーンというものは繊細なのだ。気を遣って使いすぎる事は無い。
ビジネスにおいて、素敵な人を紹介してくれるという事は、イコールその後のビジネスの飛躍、利益の獲得、そして人生の充実という、かけがえのない財産をいただいたのと同じことだ。本来は、お礼や報告くらいでは追いつかないくらい価値が高い。
30代のうちから安定や平凡なんか求めるな
困難から逃げれば逃げるほど、そのツケは次第に大きくなり、あなたの身に降りかかる
波乱を標準値に設定しておこう。そうすれば、ほぼ全ての出来事が想定内と認識される。
先輩だからといって横柄な態度をしたり、自分の仕事を部下に押し付けたりしてはいないだろうか。
もし心当たりがあるなら、今すぐ姿勢を変えよう。そんなことで、あなたの評価が下がるのは明らかにもったいない。
いくら外部の人間からは評価が良くても、最も近くにいる人からの評価が低ければ、あなたは間違いなく内部の人間に潰されてしまう。
評判とは、あなたのことを細かく知らない外部の者より、あなたといつも一緒にいる内部の方がパワーがある。
1番成長させてくれるのは、想像を超える道との遭遇だ。
30代のうちに、良いメンターを持て
起業、副業時代の波に乗れ
頼まれごとは試されごと。頼まれ事があるからビジネスが発生する。
頼まれごとは試されごととはよく言ったもので、ビジネスで頼まれ事が増えていくという事は、それだけあなたが将来有望な証拠。頼まれた以上、常に期待以上の成果を出せるように尽力しよう。
プレゼン力を上げるのには、自分の思いを伝える場を1つでも多く作ること。
うまくいく人は、悩む前にまず行動する。
恋愛でもビジネスでもリアルコミュニケーションに勝るものはない。
行動する人しか、人の心を動かすことができない。
圧倒的な量が圧倒的な質を生み出す
ビジネスマンの第一定年を40歳と定義してみること。
これをやっておくと、今の時点でやるべきこと、役割が明確になっていくはずだ。
これからは特に個人の影響力がものをいう時代になる
共感力は、人が共に生きていく上で必要不可欠なものであり、あなたの人間関係を決めるベースとなるもの
コミュニケーションは人間関係の橋渡しだ。聞く力がコミニュケーションを制する。
三流と呼ばれる人は、今権力を持っている人を大切にする。
二流と呼ばれる人はトップに近い人に近づき、その勝ち馬に乗ろうとする。
そして、一流と呼ばれる人は、まだ頭角を現していないこれからの人を大切にすることができる。
人は優しくされた人を好きになり、その人のために働きたいと思う生き物だ。
成功者も上司もリーダーも、みんな感情を持った1人の人間だと知る
独立起業していようがサラリーマンをしていようがそれは関係なく、目上の人から可愛がられるということこそ、出世につながっていくカギだ。
人が喜んでいる時より、悲しんでいるときに駆けつけることができる人であれ
ポジションが上がったとき、人に対する話し方や言葉遣いには、以前に増して、よりいっそうの注意を払わなければいけない。
30代を豊かなものにする1つの大きな鍵は、本だ。
30代は教養を得るために、とにかく読書の習慣を身に付けて欲しい。
本ほどダイレクトに人の心や人生、そして未来を作っていくきっかけをくれるツールは他にない
安物、偽物情報が溢れかえるという事は、本物の情報の価値はどんどん上がっていく
時間を大切に扱うことこそが、これからの人生を決める大きなポイントとなる
趣味とは、未来の自分への投資につながるものでありたい。
借金癖のある人の特徴は大きく分けて3つある。
大きくまとめてしまうと、見えっ張りな人、人と比べがちな人、そして先延ばし癖のある人だ。
誰もが飛びつくうまい話に、成功への近道などない
わかりやすい近道を選ぶことが、結局は1番の遠回りになる
人は、出会いなくして成長は無い。
出会った人と持ちつ持たれつの貸し借りの関係バランスの中で、借りより貸しの数が多い方が、確実にあなた自身、胸を張って自由に生きることができる。
人は、この人のためなら頑張れるという人が1人でもいれば、必ず前を向くことができる。
人間の命はね、限りがあるんだよ。だから一生懸命、今を大切に生きていかなきゃいけないんだよ。
自分が幸せじゃないと、人を幸せにできないほど、人間の愛や両親というものは弱っちいものでは無い。
人は、人を幸せにすることで幸せを感じるようにできている
誰かと出会うことによって、離れなければならない人もいるだろう。しかし、それはあなたが成長するために必要な別れなのだ。
今、あなたが本当に必要と思う人だけを残し、大切にしながら、全力で30代を生きて欲しい。
いろいろ学んで、たくさんの生き方を知っていけばいくほど、本音で生きるということが、その後の自分の結果に直結するということがわかってきた。
自由とは嫌われることである
どう思われるかを気にせずに、自分の中で大切だと思ったことを伝えよう

6.商品の紹介