1.今日の一言と紹介する本
皆さんいろいろなビジネスを扱っていると思いますが、ビジネスを成功させるための仕掛けとして何が重要になってきていますか?
今日ご紹介する『すごい会議-短期間で会社が劇的に変わる!』の中でこんな話がありました。
チャットなどがはやっていくために1番大事な事は何だと思うか?
メッセージを送れることだと思うなら大きな間違い。
大事なポイントは、その製品を使うことが、その製品を友人に勧めることになっているということ。
それがメールであれ、チャットであれ、LINEであれ、コミュニケーションツールが拡散されたポイントですが、これは他のビジネスモデルにも言えることでしょう。
そのサービスの参加者が他の人に紹介したくなるサービスになっているか?紹介することがサービスを扱うメリットになっているか?
そういった観点からサービスを考えると、より広がりが強いビジネスモデルとして確立していきますね。
さて話は変わります。
なぜなら今日はビジネスモデルの話ではなく、会議の方法だから(笑)
「すごい会議」とはどんなメソッドか!?
それでは今日の書評をしていきましょう。
2.本のサマリー
2005年に発売され、今もなお売れ続けているロングセラー。
会議本No.1書籍!!
ユダヤ人ハワード・ゴールドマンが開発したすごい会議はYahoo、Apple、アメリカンエクスプレス、リクルート、ニッセン、サイバード、花王販売、他多数の有名企業が導入し、その効果を実証している。
当社の実体験に基づき、ストーリーで会議の進行について紹介されているほか、要点をまとめた会議の進行方法もあります。
即実践可能!
短時間で劇的に会社が変わる方法とは?
3.ポイント3点
展望を持って、選択と覚悟ができれば、後はそれを実行に移すだけだ
前向きな雰囲気にする
明確化のための質問、代替案の提示、リクエストの三つだけに絞ると面白いほど会議が前進する
4.岡崎の考察
雰囲気が暗い…
結論が出ない…
集まるべき人が来ない…
なにより、無駄な会議が多くて困る!!!そんな人、必見の一冊。
会議の仕方が劇的に変わります。
本書では12の手順によって会議の方法が紹介されています。
ここではさらにシンプルに4段階に分けてご紹介します。
①雰囲気を明るくする
暗い雰囲気の中では、結論も後ろ向きになります。まず明るい雰囲気作りをしましょう。
すごい会議のメソッドでは、うまくいっていることを3つ書き出し発表するという方法をとっています。うまくいっていることを発表していれば当然前向きで明るい空気になりますね。
②各個人が得たい結果を明確にする
同じく紙に書いて発表をとります。大事なポイントは、紙に書くということ。
なぜなら人の意見を聞くと言わんとしてたことが変わってしまうので、人の意見を入れる前に紙に書いてオリジナルのアイデアをいかせるようにしましょう。
③なにを、どのようなすれば、得たい結果を得られるか話し合う。
目標達成のために必要なプロセスには障害がつきものです。そして障害に出会うと「〇〇だから難しい…」となりがち。
そこでこのように言い換えましょう。
「〇〇はどのようにすればクリアできるか?」うまくいく思考プロセスは常に、どうしたらできるか?です。会議においてもどうしたらできるかという観点から話し合いを行いましょう。
④コミットメントをとりつけあい、週に一回進捗確認をする仕組みを作る。
各課題の期限を切り、担当者を決めましょう。
そして、いつまでに達成するのかの期限を切ること。
ただ、人は進捗確認がないとやらなくなってしまうことも多いので必ず進捗確認を。毎週朝の8時から15分といったかたちでOKです。
いかがでしょうか?
難しいステップはなく誰でも可能です。私も自社の会議で取り入れてますがかなり効果的です。
※紙に書くは時間がかかるので、ケースバイケースにしてます。
それぞれの状況にあわせて工夫しやすいメソッド、すごい会議。
会議の方法に悩んだらまず読んでみてください