書評

天才・イチロー創った魔法の言葉

1.今日の一言と紹介する本

皆さんは「何かうまくいかないなぁ…」と感じる時はありますか?

そんな時どうしてますか?

僕は前向きになれる本を読んだりして、前向きになれる情報に触れるようにしています。人間はバイオリズムがあって、常に前向きになれるわけでは無いから、そんな時にどう対処するかを持っておくのはとても大事なことでしょう。

いくつかそういう前向きになれる本をストックにしています。

いくつか列挙すると、
『覚悟の磨き方』
『心の壁の壊し方』
『心に従う勇者になれ』
『成り上がり』
『キングダム』
などなど。

ちなみに立ち直れないほどにへこんでいるときは、ショック療法で、
『進撃の巨人』
『デビルマン(最終章)』
を読みます。こちらは最終手段なので通常利用はお控えください(笑)

話が少し脱線しましたが、そんな元気になれる一冊『天才・イチローを創った魔法の言葉』を今日はご紹介していきたいと思います。

2.本のサマリー

日本の超一流、イチロー選手。
そして、世界を代表する野球のトッププレイヤー。

そのイチロー選手の語った肉声から、彼を突き動かし、進化させてきた思考の源を児玉光雄が読み解く。

本書はプロアスリートに対して行った右脳トレーニングにより、右脳活性化プログラムの第一人者として注目された児玉光雄氏の1冊。

2010年9月23日、イチロー選手が10年連続シリーズ200本安打を達成したことを機に作られた。

変化と進化を求めてさらなる高みへ上っていったイチローを作った原点とは!?

3.ポイント3点

レベルの高い失敗は財産になる

欲張りは、常に正しい。

うまくいかない時こそ、一皮むけるチャンス。

4.岡崎の考察

2019年3月21日、引退発表したイチロー選手。現在は神戸で草野球チームを率いて、純粋に野球を楽しみたいと活動しているそうです。

それまでに作り出した結果の数々はまさに偉業。

日米で通算28シーズンをプレーし、MLBシーズン最多安打記録保持者(262安打)、プロ野球における通算安打世界記録保持者(NPB/MLB通算4367安打でギネス世界記録に認定)最多試合出場記録保持者(NPB/MLB通算3604試合出場)である。

MLBでアジア人初の首位打者と盗塁王のタイトルを獲得アジア人初のシーズンMVPやシルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞も受賞している。

またアジア人打者初の新人王も受賞した。(ウィキペディアより抜粋)

誰から見ても天才であったイチロー。しかし面白いのは、彼が自己評価をするときに自分は天才であるというところにいないことでしょう。
天才は生まれつき。天才級は努力の賜物。

毎朝同じルーティーンを続けること、
誰よりも練習をすること、
振り返りを怠らず、必ず失敗を次につなげること、
こういったことが偉業を成し遂げた結果の原因なのでしょう。

この書籍で面白いのは意外とイチローの弱い面も描かれていること。
僕は風邪にも弱い、憂鬱にもなる。
ではそんなときどうしているのか?

不調の時は、仕事なんだ、責任がある、と奮い立たせるんです。
人事を尽くして尽くして尽くしてから天命を待つというほど努力を積み重ねて結果をつくってきたイチロー。

これからの活躍も楽しみですね。

5.気になるワード

イチローほど準備周到なメジャーリーガーを探すのは、とても難しい。
愚痴を言った瞬間から敗者
努力は結果を保証しない。だからこそ、努力の質が求められる。
やれることは全てやったし、手を抜いた事はありません。
成功は既に終わったこと。失敗はこれから挑むべきこと。
うまくいかない時こそ、一皮むけるチャンス。
前向きな言葉は必ず現実になる
失敗を重ねて勝ち取った本物の自信だけが、力の礎となり得る
高い山ほど頂点の景色は良い。
ミリ単位の変化を見逃さないのが一流
マイルドになるな。ワイルドになる。
どんなに苦しいときでも、あきらめようとする人はいなかったし、諦める自分もいなかった。
自分がどんな状態であろうと、チームがどんな状況であろうと、モチベーションが下がる事はありませんでしたね。
苦境は敵ではない。厳しい友である。
最後以外はみな途中。諦める理由は無い。
大きなプレッシャーの中で、緊張感を楽しめる人だけが、大きな仕事を成し遂げられる。
僕は風邪にも弱い、憂鬱にもなる。不調の時は、仕事なんだ、責任がある、と奮い立たせるんです。
今全力を注ぐべきところ見誤らない
腹をくくれば、パワーが湧き出す。
無駄も積み重ねれば大きなダムになる。
人事を尽くして尽くして尽くしてから天命を待つ。
不幸な人間って、何事も何の苦労もなくできてしまう人でしょう。
やらされる仕事ほどつまらないものはない。
満腹の狼よりも飢えた羊の方が強い。
無駄なあがきが人間を磨く
近道は、もちろんしたいです。
簡単にできたら楽なんですけど、でもそんな事は、一流になるためにはもちろん不可能なことですよね。
1番の近道は、遠回りをすることだって言う考えを、今はここに持ってやってるんです。
仕事は照れ屋だ。あなたから好きにならなければ絶対に近づいてきてくれない。
最上のその上を見たくはないか。
世の中で常識と言われていることを、少しでも変えてやろうというのが、僕の生きがいの1つにある
妥協をたくさんしてきたし、自分に負けたことも、いっぱいあります。ただ、野球に関しては、それがないというだけで。
自分でやること、やろうと決めたことに対しては、手抜きしないことです。
後ろ向きな言葉には1セントの価値もない。
僕は1試合1試合、振り返っています。まとめて振り返る事はしません。
短所とは、伸ばしきれていない長所。
結局は細かいことを積み重ねることですか頂上に行けない。
楽な方へ流れない
考え、苦しむ事は、才能を磨くチャンス。その苦しみの中から新しいものが生まれる。
誰かに教わるのではなく自ら学ぶ姿勢が大事。
やる気がなければ、やるふりだけでもしてみよう。
失敗には必ず理由と飛躍のヒントがある
いつも恐怖と不安と重圧を抱えています。楽しいだけでは、プロの生活にいられない。
レベルの高い失敗は財産になる
低いハードルを飛ぶより、高いハードルにつまずいた方が良い。
プロの報酬とは、成果の代価ではない。感動の代価である
天才は生まれつき。天才級は努力の賜物。
シンプルな目標が迷いの霧を晴らす
比較するのは、あくまでも自分です。
一流の人間の共通点は絶対その仕事を投げ出さず最後までやり抜くと言う強い執念を持っていること。
いろいろな目標と戦えるのは、選手として喜びにしなければならない。
覚悟がない人の言葉や行動は響かないんです。
おそらく誰よりも僕が期待している。
欲張りは、常に正しい。
周りには、やばいと思われながらやっていく。そんな感じがちょうどいいんじゃない?あいつなら心配ないよ、と思われているなんて自分としては全然面白くない。
必ずできることを失敗するのは、1番腹の立つことです。

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