書評

本当にやりたかったことを、今すぐ始めよう!

1.今日の一言と紹介する本

唐突ですが皆さんは宇宙人はいると思いますか?

僕は結構リアリストなので、目に見えていないものはあまり信じていないのですが、理屈で考えて地球にしか生物がいないというのもおかしな話だと思っています。

ちなみに特定の宗教には入っていませんが、世界中どこに行っても神様が信じられていることを考えるときっと存在しているんだろうと思っています。

さて、なぜ今日は宇宙人の話をしているのか?

その理由は今日ご紹介するこの書籍『本当にやりたかったことを、今すぐ始めよう!』の共著であるバシャールさんが宇宙人であるから。

信じる、信じないはともかくとしてあの本田健さんバシャールの対談書籍。

この興味深い一冊をご紹介していきたいと思います。

2.本のサマリー

本田健さんがバシャールと会ったのは25年前のこと。

バシャールとは、地球から遥か離れたオリオン座近くのエササニと言う星に住んでいる宇宙存在です。そのバシャールが、ダリル・アンカというアメリカ人の体に入って、メッセージを語ってくれます。

ちなみに25年前、本田健さんがバシャールに初めて出会ったのは離婚するかどうかで迷っていた時だそうです。本も出していなければ、講演なども当然していません。

その時にバシャールからもらった、「ワクワクすることをしなさい」というメッセージとその時に出会った船井幸雄さんから、「好きなこと、得意なことをやりなさい」というアドバイスが同時並行で発生し、そこから大きく人生が変わっていったといいます。

本書の元となった対談は、ロサンゼルスに100名の日本人をゲストに迎え、収録した内容になります。

そこで一体どんな対談がされたのか?その秘密がここにはあかされています。

3.ポイント2点

本当にそれは絶対に無理なことなのか?
人類でそれを成し遂げた人はいないのか?
そう考えると、実は多くの事は不可能ではないことがわかります。

自分の観念が変われば、経験が変わります。経験が変わらなければ、自分の観念は変わっていないということです。

4.岡崎の考察

ロサンゼルスで行われた本田健×バシャール対談。

面白いことに僕は、その会場にいました。
大尊敬している望月俊孝先生に声掛けいただいたこと、そしてその当時1番会いたかった本田健さんに会えるという事、その2つの偶然が重なって開催の1週間前に申し込みをして現地に入りました。

振り返ってみればまさにシンクロニシティ。シンクロニシティとはユングが提唱した概念で、意味のある偶然の一致のこと。

一生懸命頑張っていると不思議と自分にとってプラスが起きてしまう、そんなことを経験した事は誰でも1度や2度あるでしょう。

それがシンクロニシティです。

物事は思っている以上に簡単だ」と本田健さんはおっしゃいます。ではどのようにすれば思ってる以上に簡単に物事を進めることができるでしょうか。

本書におけるポイントは大きく3つだと思います。
①ワクワク
②シンクロニシティに委ねる
③観念を変える

それぞれ僕なりに解説していきたいと思います。

①ワクワク
多くの人たちは、実は自分が1番情熱を持ったことを進めていくのが怖いと思っています。自分がワクワクすることをやることによって、何か悪いことが起きるのではないかと思っているからです。

ワクワクすることをやりたいというのは誰でも共通することだと思いますが、本当にそれをやって大丈夫なのか?という不安はつきものです。

僕も全く変わりません。

しかしワクワクすると、アイデアがたくさん湧いてきますし、創意工夫は、ワクワクしたエネルギーからしか出てこないのも確か。
ワクワクすることをやる=やりたくないことはやらない」ということではもちろんないと思います。

作り出される結果がワクワクするものであれば、そのワクワクするものを作り出せる行動を選択したほうが人生は面白くなるでしょう。

②シンクロニシティ
以前何かの記事で、成功している人に、なぜ成功したのですか?と聞いたところその9割の答えがなんと、「偶然」だったという記事を読んだことがあります。偶然というとギャンブルみたいになってしまいますが、そこで言わんとしていた事はきっとシンクロニシティのことだったのでしょう。

シンクロニシティが次々と正しい道のりを作ってくれます。

自分が1番情熱を持ってできることをやっていけば、必ず自分にとって必要なことが現れてきますが、それは必ずしも自分が欲していたこととは限りません。

自分の目の前に現れた偶然と言う、シンクロニシティを大事に今を全力で生きることが大事なのだと思います。

③観念
観念とは、自分の中で、
「お金とは、〇〇だ」
「男性とは、〇〇だ」
「人生とは、〇〇だ」
と考えていること。

そしてこの観念が変われば、現実や自分が経験したことの意味が変わってきます。自分の観念が変われば、経験が変わります。

観念は、あなたの人生を作る設計図

例えば先輩上司にこっぴどく怒られたことを恨んでいたとしても、その後様々な経験を通して振り返ってみればたくさん怒ってもらえたことがありがたかったなと思えることもあるはずです。

このように経験を通して、自分の観念が変わっていき、過去に起きた出来事の意味が変わってきます。

では観念を変えるためにどうすれば良いのでしょうか?

5つの方法。
①自分の中にどんな観念があるかを調べあげる
②その観念がどこから来たのか、できたのかを見ていく
③その観念の周辺に必ず過去に起きたドラマがあるので、それを見て、悲しみ、怒り、恨みがあれば、癒すこと
④新しい観念を採用したければ、どんな観念がいいのか、考えてみること
⑤新しい観念に基づいて生きること

以上、3つのポイント、ぜひ実践してみてください。

5.気になるワード

神様が何でもやっていいって言ってくれたら、何をやりますか?
こんなに苦労したり、悩んだりするぐらいなら、前の生活に戻った方が良いのではと思ったのも、1度や2度ではありません。
でも、途中、止まらなかったのは、なぜだと思いますか?
私の場合は、未来の自分に対する好奇心でした。
本当にそれは絶対に無理なことなのか?
人類でそれを成し遂げた人はいないのか?
そう考えると、実は多くの事は不可能ではないことがわかります。
どんな人でも、本当にやりたい!ということをが見つかって、そこに全力でぶつかっていけば、大抵の事は実現できる
ワクワクすることをやればいい
ワクワクには二通りあると思います。熱いワクワクと、静かなワクワクです。
情熱、熱意を持って何かをやるということは、全体の方式の第一段階であるということを忘れないでください。
第二段階は、自分の最大限の力を生かして、それを出来る限り続けて、もはやそれを続けられないというところまで突き詰めることです。
第三段階は、自分の熱意を持ったことに対して行動を起こし、一切結果に期待しないということです。
シンクロニシティが次々と正しい道のりを作ってくれます。
ラッキーというものは、実はありません。運というものはありません。運というのではなく、すべてはシンクロニシティです。
ですから、正しい状態になれば、自動的にシンクロニシティが働くという機構が作られています。
地球の多くの人たちは、実は自分が1番情熱を持ったことを進めていくのが怖いと思っています。
自分がワクワクすることをやることによって、何か悪いことが起きるのではないかと思っているからです。
経験は自分が何を信じているかということに基づいています。すべては視点に基づいていますので、視点が変われば経験も変わります。
パッションを持って生きていれば、負のものを経験することができません。
皆さんの人生ですから、皆さん自身が決めていくことです。
40代、50代になると、ワクワクすることが大幅に減っていきます。それは、大きなライフイベントが減ってしまうというのもありますが、ワクワクする、躍動する感性が鈍ってしまうということも、その理由の1つです。
ワクワクすることをするのがなぜ良いのか
自然とあなたのエネルギーレベルが上がります。楽しいことをやっていると幸せになります。
自分も笑顔になるし、周りも幸せになります。
ワクワクのエネルギーは、人生の扉を次々と開く鍵でもあります。
ワクワクすると、アイデアがたくさん湧いてきます。
創意工夫は、ワクワクしたエネルギーからしか出てきません。
自分が1番情熱を持ってできることをやっていけば、必ず自分にとって必要なことが現れてきますが、それは必ずしも自分が欲していたこととは限りません。
パートナーシップにおける嫉妬が出てきたり、怒りが出てきたりと言うのは、全て自分を知るための仕掛け
人の事には口出ししない、人のことには手を出さない
自分が存在しているという事実が、自分は価値のある人間であるという証拠です。
自分の観念が変われば、経験が変わります。経験が変わらなければ、自分の観念は変わっていないということです。
何が欲しいかということに焦点を当てるではなく、現在、常に必要なものは与えられているという認識をすること
常にいつも必要なものはもう目の前にあると言うことを受け入れ、理解することが大切
パートナーを求めるときは、その瞬間の自分にとって1番良いパートナーシップをくださいとお願いしておけば、それがどういう姿、どういう見た目かということを伝えたり、知ったりする必要はありません。
パートナーシップについて
お互いに違いがあってもいいという次元を超えているということであれば、それはもう終わっていいということになります。
違いがあるのは構いません。しかし、コンパチブル(互換性があること)でなければいけません。
自分が本来あるべき姿でありたいと思っているときに、相手がその波動に合わせてくれない、あるいは相手がそれを支えてくれないということであれば、もうそれは手放して次移ったほうがいいというサインかもしれません。
ネガティブな恐れを中心とした観念を手放さなければいけない
具体的に何をすれば、もっと良い人間関係を築けるでしょうか?
まず、今の人間関係を棚卸ししてみましょう。
あなたが日常的に付き合う20名の名前を書き出してみて、その人たちとの関係がどうか、調べていくのです。
お金しか自分の問題を解決してくれないと思い込みすぎることによって、そこで悩みが生じる
どうやって自分の適正な大きさを知るか
自分のパッションに基づいてやっていき、シンクロニシティを信じることです。
人生の目標というのは、すべての皆さんが同じです。それは最大限の自分でいるということです。
バシャールの教えの中で、僕が1番素晴らしいと思っているのは、私たちが観念のトリックに騙されているということです。
何か物事を前に進めようとしても、進めない場合、すべての人たちの観念と言うものを探求していかなければなりません。
豊かさというのは常に感謝の状態を保つことがとても大切です。
お金から自由になるための3つの方法
①お金のことを考えなくてもいい位たくさん稼ぐこと
②お金というものを使わず、自給自足に近い生活をすること
③お金から感情的に自由になり、上手に付き合うこと
誰かを喜ばせることをやっていると、そのうちに、お金を払ってもやってもらいたいという人が出てきます。
メンタル面も大事ですが、現実的にお金や仕事をどうするかも考えておく必要があります。
いつも自分の熱意を代表するようなポジティブな状態でいれば、常に自分にとってポジティブなこと、自分のためになることしか起きないということです。
感情が不幸や幸せを作るのではありません。
不幸や幸せと言うのは感情から生まれるものではなく、その定義から生まれるものです。
観念が感情を作る
観念とは、自分の中で、お金とは、〇〇だ、男性とは、〇〇だ、人生とは〇〇だ、と考えていることをいいます。
観念は、あなたの人生を作る設計図
観念を変えるための5つの方法。
①自分の中にどんな観念があるかを調べあげる
②その観念がどこから来たのか、できたのかを見ていく
③その観念の周辺に必ず過去に起きたドラマがあるので、それを見て、悲しみ、怒り、恨みがあれば、癒すこと
④新しい観念を採用したければ、どんな観念がいいのか、考えてみること
⑤新しい観念に基づいて生きること
70%の笑顔で鏡を見たとすると、100%の笑顔は返してくれませんよね。
それが物理の法則です。出したものが返ってきます。
物事は思っている以上に簡単だ

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