書評

神達に拾われた男

1.今日の一言と本のサマリー

今日ご紹介するのは、マンガです。作者はRoy。日本のライトノベル。イラスト担当はりりんらさんという方。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2014年1月18日より連載を開始し、2015年9月10日より改訂版を連載開始しています。

2020年12月時点でシリーズ累計発行部数は200万部を突破しています。メディアミックスとして漫画化とテレビアニメ化が行われている人気作をご紹介していきましょう。

2.岡崎の考察

主人公は中年サラリーマン竹林竜馬。筋骨隆々にもかかわらず、その体力はただ残業だけに使わされてしまう日々。人当たりもいいが、周りから程よく使われて、うだつがあがらない。

なぜそんなことになってしまったのか?

じつは地球の神様の意地悪…そんな主人公は就寝中に死亡。死因はなんと「くしゃみ」くしゃみを3回したら枕から頭が外れて脳の血管が切れてしんでしまうという不運。

あまりに地球の神様は酷すぎます…死後、異世界の神と出会います。その神様の要望で異世界へと転移。生前、ライトノベルが好きだった主人公は違和感なく異世界転移を受け入れます。いわゆる、「異世界」もの。最近のチートブーム(何もしないで最強)とは違うから面白い。才能は与えられていても、「最強」ではなく、努力で能力をあげていきます。生き方も自由。

世界を救うわけでも、無双で敵を倒しまくるわけでもありません。ここも好感ポイント。最近のラノベ系はなんでもかんでも最強にして、努力がありません。(それはそれで面白いですが)

さて、手厚い加護を貰い、とりあえず森で一人暮らし。彼がのめり込んだのはなんと…スライム研究!ここも新しい(笑)。スライムって研究するものだったんだ。しかし、スライムを進化させて生活をどんどん便利にしていく主人公。スライム、欲しい…さらにそのスライムを使って人の役に立っていき、自分で商売も初めていく。

これは新しいストーリーで面白いです。最強ラノベに飽きた方、ぜひ手にとってみてください

3.商品の紹介