1.今日の一言と紹介する本
誰もが知っている有名人といえば皆さんは誰になりますか?
様々な有名人がいる中で今日ご紹介するGACKTさんは間違いなくそんな人の1人でしょう。
アーティストとしてももちろんですが、マレーシアの豪邸に住みとんでもない金額を稼いでいると言う事は非常に有名な話です。
音楽だけでなくビジネスにも精通しており、帯に書いてある通り人生全てをマネタイズしている経営者でもあります。
ダサイと言う言葉が1番嫌いだと言うGACKTさん。
一体どんな生き方をしているのか、何を大事にしているのか、どのようにビジネスで結果を作っているのか。
本書『GACKTの勝ち方』を通して探っていきましょう。
2.本のサマリー
GACKT初のビジネスとなる本書。
普通のビジネス書とは違い、横書きで写真などをふんだんに使い文章だけではなくビジュアルにも訴える構成になっているのが本書の特徴と言えます。
さらに通常ですと本の帯には著者の経歴などが書かれているものですがそれも一切ありません。GACKTを知っている人が手に取れば良いと言ういい意味で強気な姿勢が伺えます。
考え方、貫き方、生き方、徹底したストイックさを伝えている本書。
自叙伝のようにGACKTさんがどのようなことをしていたのかが書かれています。
特に印象が残るのはGACKTであるために誰にも真似できないほどの努力を積み重ねていると言うこと。
「人生には、確固たる覚悟と姿勢が必要だ」
と本書のラストに書かれていますが、まさにその言葉通りに生きていることが伝わってきます。
私が感じたポイントをお伝えしていきます。
3.ポイント3点
勝負から逃げる免罪符はいくらでもある。
そうしている間に人生の貴重な時間はどんどん過ぎていく。
できないには理由がある。だったらやれるところまでやれ。
僕にも、お前にもタイムリミットがある。
4.岡崎の考察
誰にでも売れていない時代はあるものです。
あのGACKTにもそんな時代がありました。
ミュージシャンとして駆け出しの時いったい彼はどうしていたのか?
なんと道端でファンを募り、小額でいいから応援してほしいと50人のファングループを作ったと言うのです。
誰だって恥をかきたくないもの。
しかし結果を作るためには、どんな恥をかいても絶対にやり切ると言う姿勢が必要な時があるという事でしょう。
本書から読み取れたGACKT成功の秘訣は下記の3点ではないでしょうか。
①やるからには絶対に勝つ
喧嘩についてのエピソードがありますが、おそらく今だから言える武勇伝でしょう。相手が仕返ししたくなくなるまでとことんやったと言うからすごい。GACKT自身も鼻を骨折しており今でも曲がっているといいます。ビジネスにおいても勝つまでとことんやるという姿勢は変わらないようです。
②できるまでとことんやる
やるからには絶対勝つと言う姿勢にも関わりますが、たとえできないこともできるまでとことんやるという姿勢が窺われます。
いつも自分はどうしたいかではなく、GACKTならどうするかという考え方のようです。理想の自分なら今どうするかを選択するというのは結果を作るためにとても重要なことですね。
③いつもキツい方を選択する
僕は、死ぬ瞬間まで全力で無茶をしていたい。と言うGACKTさん。
できる範囲の事ではなく一見すると無茶なことに全力で挑戦していく姿勢が魅力を生んでいるのでしょう。
ラクは人をダメにすると言う言葉がありますが、迷ったらきつい方を選ぶ生き方のほうが面白いと思いました。
全体を通してとにかくストイック。正直GACKTまでできる自信は僕にはありません。(笑)
しかし心にムチ打つ厳しくも愛情のあるメッセージは読んでいてとても良い刺激になりました。
心に鞭を打ってほしいという方は、ぜひ読んでみて下さい♪
5.気になるワード
本当にできるんだろうか?
必要な人脈がまだ揃っていない。
どんな戦略なら勝てるのだろうか?
そんなことを模索しているうちに、時間が過ぎ、夢は少しずつ遠ざかっていく。
そうしている間に人生の貴重な時間はどんどん過ぎていく。
と言うなら、あー、ないかもなぁ(笑)でいい。
僕はそんな言葉を口にする彼らをそもそも相手にしていない。
むしろ、どうせやらなきゃいけないものであれば、意味があるものに変えれば良い。
焦らす、待たせる、期待させる。
この2つの言葉には別の意味合いがある。歳を重ねると言うのは、経験を積み上げ、責任を増やしていくと言う生き方。
人生において成功とは呼べない。
カネないやつは知恵を出せ。
知恵がなければ元気出せ。
元気がなければ声を出せ。
赤ん坊見習ってみろ。
あの無条件な可愛さは、生きるために神様が与えてくれた能力。
ところが、成長の過程で忘れるものが多い。
悩むという行為は停滞、もしくは後退の状況。
そのような状況からは1秒でも早く抜け出さなければならない。
それは、確固たる美学が自分にあるかどうか。
これ無理ゲーじゃないの!?(笑)そしてあきらめず再チャレンジ。
大丈夫、失敗を恐れるな。
お前はもう、どんなことでもポジティブにできる。
ネガティブな嫉妬は、相手に何かを求めすぎ。
過剰にお前の形を相手にはめようとしているだけ。
池の真ん中に石を投げた時に立つ波紋と同じ。つまりエネルギー。
その波がたった時、意図的にどんな情報を乗せるかが重要になる。
美学が存在しないものに、人は感動しない。
突き通せる美学がそこにあれば、失うものがあっても得られるものもまた絶対にある。
人は平等じゃない。だが周りの人を笑顔で幸せにする才能は平等に与えられている。
できるだけ早く貪欲に多くの知識と経験を手に入れろ。
そうすればその知識と経験は、誰にもばれることのないお前だけの財産となり、お前の人生を鮮やかに彩ってくれる。だからこそ忘れるな。
夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし
故に、夢なき者に成功なし
今日は今日のことだけ考えて全力で行く。
今日、本気で生きられない奴が、明日本気で生きられるか?
僕は、死ぬ瞬間まで全力で無茶をしていたい。