1.今日の一言と紹介する本
今日ご紹介するのは『1日5分見るだけで、1週間で勝手に速く読める! 瞬読ドリル』です。
それでは、紹介していきます。
2.本のサマリー
右脳で読んで、左脳で書き出す、唯一無二の新しいメソッド。
私たち現代人は、常に情報の洪水の中で生きています。その情報が重要かどうかを一瞬で見極め、高速で吸収したり、処理したりする必要があります。瞬読はそれらを可能にする新しいメソッド。
さらに瞬読をマスターすると他の能力もつられて磨かれていきます。
①情報を受け止める力
②反復練習を行う力
③情報処理する力
今まで時間は買えないという意味では、誰もが平等だとされてきました。しかし、瞬読をマスターすれば、情報処理のスピードがアップするわけですから、人生の手持ち時間を容易に増やすことができます。
つまり瞬読を行う事は、時間を買うことと同じなのです。
1分間に約4000字を読むことができるようになる本書の、瞬読メソッドとは?
3.岡崎の考察
読書系の本は今、多くの方に手にとられています。その中でもかなり話題となったメソッド、瞬読。この瞬読ドリルは瞬読を身につけるためにDVDとセットにした実践本となります。
そこで今日は瞬読をマスターするためのステップをご紹介します。
ステップ①変換力を鍛える
例えばこの文字列を正しく直すとどんな言葉になりますか?
う ん て し む と
答えは、てんとうむし。
鍛えると人間の脳は、バラバラに見える文字を、既知の情報に変換しようとしてくれます。なぜなら無秩序は状態を嫌い、正常に整った状態を人間の脳は好むからです。実際多少の誤字脱字であれば、関係なく文章も読めてしまいます。
本書に付属されているDVDではランダムに配列された文字のグループを、自分の知っている言葉に変換していく訓練が入っています。この練習をしたいならDVDを手に入れるのが手っ取り早いでしょう。
ステップ②イメージ力を鍛える
一語一句、丁寧に読み取ろうとせず、複数行の分を一気に読み取ります。具体的にはこのように行います。次の文章で重要と思われる単語だけを読み取ってみてください。
うさぎの絵が描かれたエプロンを着たお母さんが、フライパンでハンバーグを焼いている。
この例では、エプロン、お母さん、ハンバーグなどが読み取れればオーケーです。1部の形容動詞や助詞などは、どんどんスルーしてください。また1つぐらい重要な単語を読み取ることができなくても、気にする必要はありません。
そして抜き出した単語を、ビジュアルにしたりイメージするようにしましょう。この訓練を繰り返すうちに、脳が刺激され、イメージする力がみるみるついていきます。
ステップ③本を右脳読みする
実際に本を読み始めましょう。読み始めるときに、小説などはあまり向きません。ベストセラーになっているビジネスが良いでしょう。
慣れないうちは、指で当てて読んでいく方法をお勧めします。人差し指の先などで、行の頭、行の末尾、次のような頭、その行の祭り、原点というように、テンポよく指先を当てていきます。この指先の動きを合わせて、目線を動かしてみてください。
ステップ④本の内容をアウトプットする
右脳でインプットした情報を口頭で話したり、原稿用紙に記入したりして、アウトプットするトレーニングを行います。アウトプットするからこそ、本から取り込んだ内容をより強固に記憶できるようになります。
特にオススメは書き出してみること。できればデジタルデバイスではなく、ぺんと紙で臨んでください。
たった7日間で、読むスピードが確実にアップするという瞬読。興味ある方は是非、瞬読ドリルを手に取ってみてください。