書評

仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」

1.今日の一言と紹介する本

Facebookに数年前の写真が上がってきました。永松茂久先生との写真なんですが、痩せてました!

写真で見ると、改めて、やっぱり、だいぶ太りましたね、ぼく。

少しずつ筋トレと、ランニングを始めてますが一向に痩せる気配がなく。腹筋を割る予定でいましたが、はてさてどのようになってしまうものか、こうご期待(笑)

それでは今日の書評『仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」』をしていきましょう。

2.本のサマリー

仕事が早い人と遅い人の絶対的な違いは、どこにあると思いますか?

巷でよく言われる、
①優先順位の高い仕事から順に片付ける
②やるべきことを付箋に貼って見える化する
③部下が頑張ったら、とにかく褒める
これらは全て間違いです。

仕事を早く終わらせるために重要なこと。それは、注力すべき仕事を見極め、その仕事を最速で片付ける能力。そして、そうでない仕事は、うまく人に任せる能力。これに尽きます。

仕事の力の入れどころを見極める能力を身に付けるために何をすれば良いのか。ラクして早く成果を作り出す7つの原則とは?

3.ポイント3点

仕事が速い人が身に付けている3つの能力
①自分が注力すべき仕事を、最速で処理する能力
②人や物に任せるべき仕事を、うまく任せる能力
③自分が注力すべき仕事とそうでない仕事を、適切に見分ける能力

仕事が速い人は、試し続けているから仕事も早く終わる

仕事が速い人は、自分との約束は何より最優先し、スケジュールに入れてしまっているのです。さらに約束の期限までに仕事を得るように集中するので、ますます仕事が早くなります。

4.岡崎の考察

建設会社役員、税理士、大学講師、時間管理コンサルタント、セミナー講師と5つの仕事を掛け持ちする石川先生

そんなスーパーサラリーマン、石川先生が自分の時間を劇的に増やし、楽して早く成果を出す方法をまとめた一冊がこちら。具体的な仕事におけるメソッドがたくさん書かれており非常に実用的な本だといえます。この書籍の中で、究極のスピード仕事術として紹介されている方法があります。

それが、やらないことを決めるということです。

ドラッカーも、必要のない仕事をやめれば生産が上がると説いています。

そこで今日は無駄な仕事に気づき、省くための3つの方法をご紹介します。

①転職者の意見に耳を傾ける。
社内にいるとどうしても視野が狭く、思考が硬くなってしまうもの。その枠にとらわれない視点を持つ人、それが転職者です。以前の就職先の良かった方法などを聞き、今の職場に改善したいヒントをもらうようにすると良いでしょう。

②新入社員の話を聞く
社内の枠にとらわれないという意味では、新入社員の話も見過ごせません。常識がない、突拍子もないと否定することなく、まず話をしっかり聞きましょう。普段の業務だけでは思いつかないヒントが得られるはずです。

③外部の知見と照らし合わせる
外部の事件とは、ビジネス書、セミナー、異業種交流会等で得られる情報です。石川先生曰く、時間術、コミニケーション術、リーダー論などが書かれた書籍は、会社での課題解決には最高のパートナーです。とのこと。また各分野の専門家であるセミナー講師から直接聞いた話は、深い理解を促します。セミナーなどに参加しているのであれば、疑問点をその場で質問することができるというメリットもあるでしょう。

積極的に外部と触れ合う機会を作ると良いでしょう。働き方改革が叫ばれる昨今。コロナショックで時間があるからこそ、こういった書籍を通して仕事術、能力を上げておきたいものですね。お勧めの1冊です。

5.気になるワード

仕事が速い人が身に付けている3つの能力
①自分が注力すべき仕事を、最速で処理する能力
②人や物に任せるべき仕事を、うまく任せる能力
③自分が注力すべき仕事とそうでない仕事を、適切に見分ける能力
期限を決めれば行動力が生まれる
仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する
パーキンソン第一の法則。
人は与えられた時間を全て使おうとする。
人は期限を決めれば、それに合わせて仕事を進める。
仕事が早い人は5秒で動く。
人は、5秒後にはやらない言い訳を考え始める。
作業興奮。作業をやることで脳が興奮し、その作業をやり続けたくなる。
動いてみないと本当に大切なポイントわからない。本当の課題や問題点を見つけるためにも、まず動く。動きながら、試すこと。
仕事が速い人は、試し続けているから仕事も早く終わる。仕事も同じです。細分化すればするほど、簡単に片付くのです。つまり、大きくて難易度の高い仕事を細分化して、好楽円な仕事へと変化させている
仕事のパフォーマンスに影響するものは削らないほうがいい
必要のない仕事をやめれば生産性が上がる
仕事も、まずはウォーミングアップから始めましょう。仕事だけではなく、プライベートも含めて、すべてのタスクを記入する。
あらゆるタスクをノートに書くことで、忘れても大丈夫と思えるので、目の前の仕事に集中することができます。
心理学には予言の自己成就というものがあります。
人は、予言したことを行いたくなる衝動に駆られるのです。
14分間仕事に集中し、1分間休憩する
付箋紙でタスク管理をしてはいけない。自分の予定を最優先せよ。
仕事が早い人は、自分との約束は何より最優先し、スケジュールに入れてしまっているのです。さらに約束の期限までに仕事を得るように集中するので、ますます仕事が早くなります。
勇気を持つとき、必要になってくるのが夢です
デスクの上にものを極力おかないようにしています。理由は、目の前の仕事に極限まで集中するためです。
仕事が早い人は数字で伝える。例えば、今朝頼んだの資料、いつできる?と上司に聞かれたとき、仕事が早い人は後10分でできます!と、具体的に数字で答えます。一方、仕事が遅い人は、もうすぐできます!と答えます。
曖昧の報告は、大きなミスや無駄を招く可能性があります
言葉がちょっとした解釈の違いで誤解を生みます。
部下やメンバーの仕事の効率を上げたいという方は、彼らに対して、私はあなたを気にかけていますよ、というサインを送るようにしてみてください。
会議には4つの種類がある。
①伝達会議
②アイディアを出し合う会議
③決定する会議
④誰かが力を見せつける会議
本当に、この会議が必要なのか?と検討する
会議の最初に宣言すると良い2つのこと
①最初に会議の目的を宣言する
②会議の終了時間を宣言する
人格を否定せず、行動を指摘せよ。行動を叱れば、部下は成長する。
人格を否定する上司がいるなら、ろくな会社ではないからやめても良い。しかし、口うるさくても行動する上司なら、その人についていくべき
1年で150時間も探し物をしている。物を減らせば、チームの生産性は上がる。
便利な仕組みに振り回されてしまい、かえって仕事が遅くなっているケースが多くあります。
メールとどう付き合っていくべきか?
私が考える奴の注意点をお伝えします。
①メールをチェックする回数と時間を決める
②緊急のメールはすきま時間に確認する
③開いた受信メールはすぐ返信
④午前中は重要なメールしか開かない
⑤社内メールでは、無駄を省くルールを決める
⑥複雑な内容なら電話で伝える
⑦メールの受信通知をオフにする
⑧メール返信の制限時間を15分にする
目的を、具体的な期限と数字で表した目標が生まれた時、人はやる気になる
仕事は盗んで覚えろ! は過去の話
クリエイティブな仕事とは、書くことである
インプットなくして、アウトプットなし
何でも良いと言われると、動けなくなる
人は自由でいいよと言われると、自由に動けなくなってしまうもの
制限を設ける方が、クリエイティブな仕事は早くなる
会話はアイディアの母
完璧でなくても、後から直せば良い
提案書でもプレゼン資料でも、うまく作ろうなんて、これっぽっちも考えず、書き続けることが重要です。そうやって形にしたら、後は見直しして修正していけばいいのです。
無心でスタートして、とにかく最後まで作業し、後から冷静に見直す。決して、最初から良いものを書こうと思わない!
朝は人生を変えるゴールデンタイム
1年後に辞める決意をしたあなたは、何も恐れない行動派の人材になり、会社にとって必要な存在になる
吹っ切れて取り組むことで、今の仕事の面白さに気づくかもしれません。
仕事のスピードを加速するのに、1番手っ取り早い方法。それは間違いなく、ビジネス書を読むことです。
読書するために読書するのではなく、読んだ中身を生かすために読む
仕事はやろうと思いさえすれば、どこでも、どんな短い隙間時間でもやることができる
せっかく時間を使うなら、集中して濃い時間にしましょう
高みを目指す良い仲間が、自分を高みへと連れて行ってくれる
自分の仕事を早くするための究極の方法は、仕事が早い人たちの仲間になること

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