書評

エースと呼ばれる人は何をしているのか

1.今日の一言と紹介する本

なぜ痩せないんだろう?笑

単純に食べ過ぎ&飲み過ぎなのは間違いありませんが、もうちょっと痩せてもいいんだがなぁと失笑しています。

ところで皆さんはアイドルには興味がありますか?

今日ご紹介する書籍『エースと呼ばれる人は何をしているのか』には、「アイドルはビジネスマンにとって最高の教科書と思え」と記載されていました。

昨今のエンターテイメント全盛を考えてもアイドルから学ぶことは多いでしょう。

そこで少し前の本ですが今日はこちらをご紹介していきます。

2.本のサマリー

著者の夏まゆみさんダンスプロデューサー。

1980年以降、アメリカ、ヨーロッパ、南米などなど諸外国を回りオールジャンルのダンスを学んだ方。
1993年には日本人で初めてそのダンサーとしてニューヨークのアポロシアターに出演し、絶賛を浴びました。
1998年、冬季長野オリンピック閉会式では数万人がいちどに踊るための振り付けを考案、指揮。

さらには、「ジャニーズ」「モーニング娘。」「AKB48」など、誰もが知っているアーティストの振り付けを行ってきました。

本書はその経験を生かし、どういった人がエースになっていくのかをまとめた一冊になっています。

3.ポイント3点

成長するための正しい方法を続けているか、ということが成功する人が持つエースの資格なのです。

恥をかくことを恐れないことが、必ずあなたの強みになります。

良いプライドは自分を美しく、悪いプライドは自分を醜くする

4.岡崎の考察

芸能界を支え続けている人の1人、夏まゆみさん。

さすがの経歴だけあって、出てくるエピソードは誰もが知っている芸能人の関わりについてばかり。

体験に基づいた話というのは読みやすく、勉強になるので話のネタに使いたいと思うものがたくさんありました。

例えば前田敦子さん
実は踊りも下手、歌も下手だったそうです。

しかしこの子は何かありそうだ、この子を叩いたり、削ったり、野放しにしたり、放り投げたり、抱きしめたり、いろんなふうに処理したら、何か跳ね返ってくるものがあるんじゃないか、そう思って合格をさせ、その後の活躍はご存知の通り。

期待に違わぬ頑張りで自らを変革させ、見事にエースへと成長してくれたといいます。

エースの資格は大きく分けるとたったの3つだそうです。
①自己を確立し
②自信を持ち
③前に向かって進む

特に自己を確立するための第一歩は、自分が何を目指していて、そのために今何をやればいいかを明確にすること。

このことはどのビジネスパーソンにとっても重要なことだと言えるでしょう。惰性に流されて、レールに乗ってしまっていると、自分が何を目指しているのか、今やってることがどこにつながっているのかが分からなくなってしまいがちです。

時間外だから働かないという発想は、少なくとも芸能界でエースと呼ばれる人には全くありません。

考えてみればアイドルを目指す人たちがたくさんいて、しのぎを削る芸能界で第一線で活躍する人たちの努力は当然普通のものではないでしょう。

自分の思う通りの結果を作りたい人は、芸能界で活躍する方々から刺激をもらうのもいいと思います。

お勧めの1冊でした。

5.気になるワード

人はだれでも、決意した瞬間に生まれ変わる。
人は本来、必ず成功し、輝くようにできている
エースと呼ばれる人は、成長するために必要な正しい考え方、習慣を持っている
成長するための正しい方法を続けているか、ということが成功する人が持つエースの資格なのです。
エースの資格は大きく分けるとたったの3つ
①自己を確立し
②自信を持ち
③前に向かって進む
エースの資格の1つは前向きになることです。
後はその1歩踏み出した足を止めないこと
エースとセンターは全く違います
センターとは、チームの顔として振る舞う人
エースとは自分自身の実力や魅力を、発揮するべき場所で十分に発揮し、輝いている人
アイドルはビジネスマンにとって最高の教科書と思え
自己を確立するための第一歩は、自分が何を目指していて、そのために今何をやればいいかを明確にすること
他人の評価を気にする人は新しいものを作れない
何か1つでも核になるものがあれば、それは形を変えて様々な場面で自分を支えてくれます。
恥をかくことを恐れないことが、必ずあなたの強みになります。
人が気持ちの乗った言葉によって、初めて背中を押され、はっきりと前向きになる
ずっと群れている人と群れない人ではその後の成長、成功に明らかな差が生まれる
大切なのは協調することではなく、目的を共有することです。
弱き者を思いやり、強き者にライバル心を燃やす
エースになる人は、普段は経験やプライドで身を固めていたとしても、必要とあれば即座にそれをリセットしてゼロになることができる
お客さんの前でゼロになるということは、見栄やプライドを脱ぎ捨てて、熱意と誠意でぶつかると言う事
成長を阻害する要因の中でも特に厄介なのが悪いプライドです
良いプライドは自分を美しく、悪いプライドは自分を醜くする
良いプライドとは、自分を高みに置いて、それに責任を持つためのプライド
悪いプライドは、自己防衛のためのプライド
追いかける夢の大きさが、そのまま意思の強さにつながる
絶好調の時こそ耳が痛い人の話を聞け
叱られた人は、叱られなかった人よりもずっと多くの気づきを得て成長することができる
嘘をついたりごまかしたりせずに、正直であることを選ぶ
底力は誰にでも備わっています。
夢や目標は、積極的に口に出して有言実行にすべきです。
大きなチャンスを呼び寄せたい時、自分を追い込みたい時、自分の気持ちを確かめたいときは、どんどん夢を口に出すと良い。
スキルを磨けば、内面も一緒に磨かれる
自信とプライドはよく似ていて、どちらも肥大しすぎると本人の成長を阻害する
運は、正しい努力の先に降りてくる
時間外だから働かないと言う発想は、少なくとも芸能界でエースと呼ばれる人には全くありません。
自分のノウハウは惜しまず公開しましょう。そうすればあなたのもとには様々な情報やノーハウが集まるようになり、絶えず成長のチャンスを得られるようになります。
謙虚になるのはいいが遠慮はしてはいけない
本当に謝りたい気持ちがあるのなら、杓子定規な言い方をするよりも、言葉に心を載せたほうがずっといい。
ネガティブな発言はめぐりめぐって自分も不幸にします。
むかついている相手にこそありがとうを伝えなさい
失敗の原因を自分に戻す
すべての原因を自分にして、自分に何が足りないかを考えるようにすれば、反省点や改善点が見つかり成長につながります。
辛いことや苦しいことは、後に必ずプラスになって自分に返ってくる

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