1.今日の一言と紹介する本
大阪には、新世界と言う場所があって結構ぐちゃぐちゃで面白いです(笑)
人が交わるところが好きなんですよね。
いろんな人と出会って、価値観広げて、もっと自分の世界を大きくしていきたい。そんなふうに思ってます。
今日ご紹介するのはこちら。
『新世界』西野亮廣
西野さんって、この新世界に住んでらっしゃったんですね。
もちろん本の内容は住んでいた土地だけの話ではありません。
これから世の中がどうなっていくのか、挑戦するたびにバッシングされそれでも失敗と成功を積み重ねてきたキングコング西野さんが向き合い続けるお金と信用、そして未来の生き方の具体的な戦略について語られています。
ご紹介していきましょう。
2.本のサマリー
キングコングというお笑いコンビを作り一世風靡した西野さん。
その後テレビ出演を徐々に減らしていき、絵本制作に取り掛かる。
芸人にもかかわらず、ひな壇に上がらない、従来の芸人とは違う行動をとる痛い奴と言うことで、業界内外から猛バッシングを受け、炎上芸人と揶揄される。
そんな中、自身で立ち上げたクラウドファンディングでは累計1億円以上を調達し、出版物は全てベストセラーに。
現在では国内最大の有料会員制コミュニティ(オンラインサロン)を主催しています。
本書では、今までの貨幣経済から、これからは信用経済に代わると言うことをわかりやすく伝えています。
認知度と信用度が比例せず、信用がお金に変わっていく現代社会。
周りから信用されるかが重要であり、そしてその信用を得ていくためにどういった挑戦を西野さんがしてきたのかがわかりやすくまとまった1冊です。
3.ポイント3点
夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる。
挑戦する以上、この道は避けて通れない。
お金を貯めた人間ではなく、信用を貯めた人間があらゆるメリットを受け取れる時代が幕を開けた。
覚えておくといいよ。貯信時代だ
心を奪えば奪うほど魅力的な未来予想図は実現する。
4.岡崎の考察
僕が起業始めたのは26歳からですが、多くの人からたくさんの反対をもらいました。
何か新しいことを始めようとすると、失敗してほしくないという善意からか、反対し止めようとするものです。
今の日本で西野さんほど新しい挑戦をしている人は多くないでしょう。
そして、その挑戦する姿が1つのエンターテイメントとなり多くのファンを獲得する結果になっています。
この本の中で1番重要視されているのは信用です。
ホームレス小谷という芸人さんが紹介されています。
私はこの本で初めて小谷さんのことを知りましたが、ホームレスの生活をYouTubeに上げ1日50円という激安の金額で何の仕事でもやりますと活動している方です。
普通に考えたら50円ではとてもじゃないですが生活はできません。
しかし、小谷さんはちゃんと生活ができています。
その理由は依頼された内容を一生懸命にやり切るからほとんどの人が食事をおごってくれるのだそうです。
さらに結婚式を挙げることを決めクラウドファンディングでお金を集めたところなんと3週間で250万円も集まったというから驚き。
50円で仕事を依頼した方たちが小谷さんの為なら喜んでとお金を出してくださったそうです。
まさに信用がお金になるというわかりやすい事例だと思います。
信用を稼いでいけば豊かになれる世の中ってとても素敵ですね。
真面目に正直に生きている人が強い世の中。
この本を読んで将来はますます明るいと感じました。
毎日信用を積み重ねていきましょう!
5.気になるワード
才能なんて努力と環境でいくらでも作り出せる。
どうして、自分の人生を、自分の思うように生きることが許してもらえないんだろう?
どうして、挑戦すると、目一杯馬鹿にされて、目一杯殴られるんだろう?
どうして、挑戦を止められてしまうんだろう?
悔しいな。
おかしいよね。
誰にも迷惑かけてないじゃないか。
挑戦する以上、この道は避けて通れない。
時代が大きく動いている。
このイメージを捨てない限り、僕らは挑戦できない身体のままだ。
そして恐ろしいことに、挑戦できない身体を長年続けてしまうと、それが当たり前になり、僕らは自分が挑戦できない身体であることを忘れてしまう。
お金を貯めた人間ではなく、信用を貯めた人間があらゆるメリットを受け取れる時代が幕を開けた。
覚えておくといいよ。
貯信時代だ。
貨幣経済から信用経済へ
炎の中にある本質を見るんだよ。
自分が理解できないものを批判してしまうとね、未来の自分の首を絞めることになってしまう
理解できないものが君の目の前に来たら、その時は、理解する努力を選択するんだよ。
まもなく、個人の信用がものを言う時代に突入する。
嘘は感情ではなくて、環境によってつかまされるんだ。
誰1人として嘘はつきたくないんだけど、嘘をつかざるを得ない環境になったときに嘘をついてしまう
嘘をつきたくなかったら、やることは1つ。
嘘をつかざるを得ない環境に身を投じないことだ。
さらに踏み込むと、嘘をつかざるを得ない環境に身を投じなくても生きていける環境を作ることだ。
彼ら(優秀な人材)が追い求めるのは、高い給料もらっている自分ではなく、常に面白いことをしている自分だ。
①保存できる
②交換できる
③尺度となる
今この瞬間に言い訳と縁を切るんだ。
生きてさえいれば、必ずまたチャンスは巡ってくる。