1.今日の一言と紹介する本
私たちは一体いくつまで生きるのでしょうか?
人生100年時代と言われるようになりましたがもしかしたら100歳どころではない可能性も十分あると思っています。今80歳の方が20歳位のときには、きっと70歳位の平均寿命が当たり前だったのではないでしょうか。
そう思うと今日ご紹介するこの『人生100年時代の稼ぎ方』は、寿命がどんどん伸びていく今の世の中にあって誰にとっても必要な知識かもしれません。
日本を代表する女性ビジネスと作家、『和田裕美さん』『勝間和代さん』が強調していると言うのも面白い。『久保明彦さん』はキャリアのプロでありこの本の共著として欠かせない存在でしょう。
では、ご紹介していきます。
2.本のサマリー
和田裕美さん、久保明子さん、勝間和代さんによる共著の一冊。
今後も人々の健康意識が高まり、寿命がまだ伸びていく可能性が高く100年どころではない可能性がある現代。
本書は2018年秋に開催された知の交流をテーマにした講演会の内容に加筆して作られた1冊となります。
次世代でも力強く稼ぎ続けるために必要な思考と行動とは一体何か?
3人の有識者によるそれぞれの見解がおり混ざりながら進む本書は読みごたえたっぷりです。
その中でも特に印象に残った3点をご紹介していきます。
3.ポイント3点
もし自然災害で家が倒壊したり、事業で失敗して一文無しになったとしても、今日からまた、稼ぐことができる力が大事です。
宝くじで1億円あてることでもなく、1億円稼ぐ力を身に付けようとすることが、一生自分の力で食べていくことと言うことです。
人材価値におけるコミュニケーション力を甘くみてはいけない
自分が社長だったら、自分は雇いたい人材なのかどうか、ということを考えましょう
4.岡崎の考察
給料が少ないと投げている人は世の中に少なくないと思います。
しかし、逆にこの質問すると多くの人が答えに窮するのも現実かもしれません。
それは、「自分が社長だったら、自分は雇いたい人材なのか?」と言うことです。
稼ぐ力をテーマにした本書ですが、自力で稼いでいくために大事な要素は、会社の看板を外しても世の中に通用するかどうかという観点ではないでしょうか。会社の看板を外しても通用するために、これから重要となる要素として3人が共通してあげている能力が、「コミニケーション力」というのも面白いと思いました。
AIなどテクノロジーがまだまだ発展しているからこそ、よりヒューマンスキルに近いものが必要とされるということが改めて認識させられました。
年金2000万円問題等ありますが、歳をとることが不安だと言う方はぜひ読んでみてください。
5.気になるワード
ただひたすら持ち続けていればいいわけでもありません。
お金は、生み出すもの、つまりは稼ぐものです。
目指したいのは短時間で集中して、効率よく働くワーキングハードです。
そのためにも、運動習慣を持つ事は非常に有効だといえますね。
現状維持が穏やかな停滞と言われる理由は、そこにあります。
なぜなら、地位財による生活の安定がなければ、非地位財を増やそうと言う気持ちになかなか慣れないものだからです。
自分が得意なことを深掘りし、圧倒的な専門性を身に付けるほど、自分の市場価値はどんどん高まります。
それは、好きだからこそ到達できる領域であるはずです。
何故かと言うと、稼ぐとは、お金から自由になることにつながるからです。
40代、50代になって人材価値を高める投資を行っていると、どんどん稼げなくなるリスクは高まります。
頑張って、結果を出しましたとなって、初めて稼ぐことができるのです。
①稼ぐ
②節約する
③資産運用する
稼げる第二条件は、相手の話をとことん聞くからです。
欲しい人材、良い人材が不足しているといいます。
プライドよりも結果を出す行動を最優先する
加えて、自尊心が低いと自分の言動に自信が持てなくなりネガティブになり、さらに消極的になります。
どの職種においても、最も仕事ができないタイプです。