書評

不浄を拭うひと

1.今日の一言と紹介する本

今日ご紹介するのは『不浄を拭うひと』です。

それでは、紹介していきます。

2.本のサマリー

山田正人、39歳。

彼が脱サラしてはじめたのは、孤独死などの変死体があった屋内外などの原状回復をサポートする「特殊清掃」の仕事だった。

彼は、さまざまな状態で死を迎えた人びとの「生活の跡」を消しながら、故人の生前のくらしに思いをはせる…。

透明なゆりかご」の沖田×華が描く、新しい物語!

3.岡崎の考察

コロナウイルス中だからこそ読んでほしい一冊。

ほとんどの人は孤独死する

たしかに死をむかえる瞬間、ほとんどの人が一人。突然訪れる死。だから死について定期的に考える時間を設け、準備する必要があるでしょう。

第一話から衝撃。
主人公、山田が向かったのは、独身男性の部屋。霊感体質もあり、入り口で霊に肩を掴まれる…「入るな!入るな!」故人の霊が必要に入室を拒む…なぜそんなに拒むのか??お祓いをしてもらいなんとか入るとそこには、女性もの下着!さまざまな女性グッズ。たしか独身だったはずでは?さらにサイズが異様にでかい…なるほど!入室を拒むわけだ。

おそらくその下着たちは男性のもの。

そう、男性の趣味は女装。だから入って欲しくなかった。大量に残してしまった女装グッズの数々を見られたくないから。死んでしまったら見られたくないものも全て表に出されてしまう可能性が。

皆さんは大丈夫ですか?(笑)

死について考えさせられる衝撃作。ぜひ手に取ってみてください。

4.商品の紹介