1.今日の一言と紹介する本
今の時代って若い人たちの方が感性が豊かで、自分が遅れているということを受け入れないと、感覚を合わせることが難しいように感じてます。
年が高い=優れている
という時代では無いのかもしれません。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉もありますが、歳を重ねて結果を作れば作るほど、謙虚に学ぶ姿勢がある大人でありたいですね。
それでは今日の書評『知識を操る超読書術』をしていきましょう。
2.本のサマリー
著者累計330万部。日本唯一のメンタリストとして数百のテレビ番組に出演し、企業のアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活躍中。日々インプットした膨大な情報、スキルを独自の勉強法で体得し、驚異的な成果を上げ続けている。
さらに1日10から20冊もの本を読むというメンタリストDaiGo。
文章を読めることと、その内容を自分の人生に役立てることができるかは別ものです。では一体どのようにすれば、その内容を自分の人生に役立てることができるのか?
メンタリストDaiGoの、50倍の生産性が手に入る読書のサイクルとは!?
3.ポイント3点
内容を十分に理解しながら読むスピードを確実に早くする唯一の方法は、オールドファッションな練習しかない。すなわち、大量の言葉に触れれば触れるほど、文章を処理する能力が早くなっていく。種類が異なる様々な文章を読みこなす訓練をすることで、私たちはいろいろなタイプの言葉になじみが生まれる。その結果、テキストの認知処理スピードが高まっていく。
早く読むメリットは、その本が読むべき本なのか、読むに値する本なのかどうかを見分けられること
移動中の15分、仕事の休憩中の30分など、すきま時間にとりあえず読んでみると言うスタンスで読書を始めてみましょう。
4.岡崎の考察
少しでも早くたくさんの本を読みたい。そう思っているに方のために今日はメンタリストDaiGoの読書法についてご紹介していきましょう。
結論から言うと、本から得た知識をアウトプットできるかどうかは、1つ目の本を読む準備をしているかどうかで7割決まります。
1つ目の本を読む準備とは、その読書の目的を決めること。
どんな意図を持って、どんな目的を持ってその本を読むのか。その意識を持つだけで記憶の定着が大きく変わるといいます。
知識を深めるためなのか、
知識を広げるためなのか、
純粋に楽しむためなのか、
新しいスキルを身に付けるためなのか、
当然ですがそれらによって読み方は変わってくるでしょう。
そして、読書前の心構え。
1.全部を読もうとしない
2.早く読む目的は重要な箇所を探すこと
3.為になる本は熟読する
全部をちゃんと読もうとすると、大変な意志力を使うことになり、読書そのものが嫌いになってしまいます。全部を読めなくても良い。そういう前提で必要な情報を得るために読書をする。1冊の中の重要な箇所とそうでない箇所を判別するために早く読み、重要なところは何度も熟読しましょう。全部頭に入れたいという素晴らしい本は、何回も熟読すべきなので、そもそもスキミングの対象外です。
また理解が追いついていない、しかし深く理解する必要があるものに関しては、早く読むことよりもしっかり読むことを大事にしてください。
ベースとなる知識がなければ、読書を速くすることができない、というのがメンタリストの見解です。
実際、メンタリストDaiGoも毎日10から20冊はスキミングをしており、実際に熟読するのはそのうちの数冊だといいます。スキミングとは簡単な言い方をすると、重要な箇所の拾い読み、と言えるでしょう。
最後にスキミングの方法をご紹介します。
①表紙、帯を読む
タイトルやキャッチコピーには、本の要点が書かれている
②目次を読む
知りたい!まだ知らない!と思った章や見出しを探す
③気になる1つの章を読む
自分のレベルと照らし合わせる。知っている、知らない情報が半々位が1つの基準。
スキミングの結果、熟読に値する本かそうでないかを判断する。熟読に値する本を探すために早く読む。かなりの時間短縮になる読書法であることは間違いないと思います。
書評を書くためにも、すべての本を熟読している岡崎としては、なかなか採用しにくい読書法ではありますが(笑)
本を1冊でも多く読みたい。いろいろな読書法を試したが、いまいち実践できていない。そういった方は試してみてはいかがでしょうか?
5.気になるワード
その本からどんな知識を得たいと考えているのか。
という目的を明確にしている人とでは、読書体験が異なります。
①速読については、読書を好きになるには、本を早く読む力が必要。早く読めるようになれば読書が増え、人生に役立つ読書ができるようになる
②多読については、本好きな人は、たくさんのジャンルの方を同時並行でたくさん読んでいる。多読するから興味が広がり、読書の習慣が途切れない
③選書については、良い本を選んで読むこと。それが最も効率が良くて、身に付く読書法に違いない
①表紙、帯を読む
タイトルやキャッチコピーには、本の要点が書かれている
②目次を読む
知りたい!まだ知らない!と思った章や見出しを探す
③気になる1つの章を読む
自分のレベルと照らし合わせる。
※ワーキングメモリを鍛える方法として、それに適したゲームがたくさん出されているので、鍛えたい方はそちらを探してください。