書評

自分を操る超集中力

1.今日の一言と紹介する本

僕にとって仕事は趣味で、趣味が仕事だからこれほど幸せなことは無いのですが、気をつけないと注意力散漫であれやこれや手にはつけたものの中途半端になってしまうということが起こり得ると思っています。

もっと集中力を磨いて仕事の効率を上たい!

そんな思いから今日、紹介するのがこちら『自分を操る超集中力』です。

2.本のサマリー

40万部突破!メンタリストDaiGoさんの本で1番売れているこちら。

DaiGoさんと言えばメンタリストとして活躍し、出す書籍、出す書籍、全てベストセラーという現在のビジネス書界の怪物。

テレビ出演、
企業研修、
経営者への戦略的なアドバイス、
ニコニコ動画を週4回放送、
毎日20冊の読書、
ほぼ毎日のフィットネスジム通い、

と信じられないほどの多忙さ。

しかし意外なことに子供時代は、学習障害ではないか?
と両親から心配されるほど、集中力がなくじっとしていられない子供だったそうです。

一体どのように変えていったのか?

結果、スピード、時間、全てを手に入れているその結果の原因は超集中力!科学的根拠に基づいた集中力を高める方法を紹介しています。

3.ポイント3点

大切なのは1つの行動にフォーカスし、1つずつ着実に習慣化していくこと。すると究極の集中力が手に入ります。

人は15分以上座っていると認知能力も集中力も低下して作業効率が落ちていく

脳は、朝起きてから2時間の間に最もクリエイティブな力を発揮する

4.岡崎の考察

集中力を高めるためにどうしたらよいのでしょうか?

私たちは進化の過程で前頭葉を大きくし、他の動物にはない力を獲得しました。それが思考や感情をコントロールする力です。

この力はウィルパワーと呼ばれています。

このウィルパワーには一定の量があり、集中力を使うたびに少しずつ消耗していくそうです。
ですから集中力を高めるとは、このウィルパワーを増やしていくということになります。

そして多くの人は集中力に関して誤解をしており、それが集中力を高めることの制限になっています。

【集中力を制限している3つの誤解】
①集中力の高い人は、鍛え方を知っている
集中力というと生まれつきや、根性というふうに考えられがちですが、筋力と同じように鍛えれば強くなっていきます。
②集中力の高い人は、実は長時間集中していない
できる人は、短時間の集中を繰り返しているにすぎません。一度長時間集中し続ける事はどんな人でもできないのです。
③集中力の高い人は、疲れを脳でコントロールしている
筋肉疲労のように、疲労物質があるわけではありません。脳の疲れは感覚的であくまでそう思い込んでいるだけで脳は疲れないそうです。

ではどういったことに気をつければ集中力を高めたりウィルパワーを回復することができるでしょうか?

多々紹介なされている中で特に目新しかった3点をご紹介します。
姿勢を気をつけているだけで、集中力がアップする
正しい姿勢を意識すると、定期的に自分に意識が向きます。
・そうすることで集中力を高めるきっかけを掴めるそうです。

見た目だけでなく集中力という観点からも姿勢が正しい方が良いという事ですね。

低GI食品の特徴は、血糖値が穏やかに変化すること。実は、これが集中力の持続にとって非常に重要なポイントとなります。

血糖値の乱高下は体にとって非常にストレスだそうです。
血糖値が穏やかに変化する食品を意識して摂ることで集中力が高い状態を維持できます。

日中にウィルパワーを回復させたいなら、パワーナップと呼ばれる仮眠がお勧めです。パワーナップはベッドや布団等に横になる昼寝と違い、目を閉じ、じっとして休息することで疲れと眠気を取り去る脳の回復法。

15~20分のパワーナップは、夜の3時間の睡眠に匹敵し、回復した集中力や注意力は150分持続します。

昼寝とはちょっと違ったこのパワーナップと呼ばれる方法。
仮眠と記載されていましたが実際に寝るわけでは無いようです。会社で誰でも簡単にできる方法ですから、ぜひお試しください。

学校の授業中、机に突っ伏して眠ってしまった経験は誰しもあると思いますが、あのスタイルで目を閉じて呼吸のペースを緩やかに保てば、それがパワーナップとなります。

このほか集中力に関わる様々な事象や、その高め方について記載されている本作。

集中力を高めたいと感じている方はぜひ読んでみて下さい。

5.気になるワード

集中力は、最短最速で身に付くスキル。
目的からやるべきことを絞り込み、的を絞って集中する術を身に付けたことで、集中力をコントロールできるようになりました。
一旦、集中力をコントロールする術を身に付けると、疲れている時も集中が持続するようになります。
大切なのは1つの行動にフォーカスし、1つずつ着実に習慣化していくこと。すると究極の集中力が手に入ります。
集中力を制限している3つの誤解
①集中力の高い人は、鍛え方を知っている
集中力は、生まれつきや根性で決まると言うのは大嘘
②集中力の高い人は、実は長時間集中していない
できる人は、短時間の集中を繰り返している。
③集中力の高い人は、疲れを脳でコントロールしている
疲れているから集中できないは、脳の錯覚。
私たちは進化の過程で前頭葉を大きくし、他の動物にはない力を獲得しました。それが思考や感情をコントロールする力です。
この力はウィルパワーと呼ばれています。
ウィルパワーにも一定の量があり、集中力を使うたびに少しずつ消耗していきます。
姿勢を気をつけているだけで、集中力がアップする
人は、行動ではなく意思決定で疲れる
そもそも人間の脳は集中を持続させないようにできています。
取り組む時間を短くするほど、早く終わる
仕事力=集中力×時間
やる気やモチベーションの低下や脳が感じる疲れは、体の疲れのように疲労物質が溜まり、筋肉の動きが低下する、といった実体のある現象ではない
脳が感じる疲労感は単なる思い込みで、やる気やモチベーションが下がったというのも主観的なもの。
勉強机にものを置くなら、水色が最適です。なぜなら、水色には、集中力を高め、体感時間を短くする効果があると言われているから。
色が心に与える影響は、色彩心理学として理論化されています。
赤色は闘争心をかき立て、黄色は注意力を喚起し、緑色にはリラックス効果があります。
集中力を促す場所にするために、見直したいのは机周りや作業スペースでのスマホや携帯の扱い、そしてものを片付けることです。
物を減らすほど、自己コントロール力が増す
片付けは、集中力を起動するスイッチになる
机に置くだけで、集中力が高まるアイテムとは?
答えは鏡です。
昼間に浴びるブルーライトは集中力、分析能力、思考力を高めてくれる
白熱電球などの黄色い光の下では、クリエイティビティーがアップします。
集中しづらい座り方
①背中が丸まっている
②肘掛けやデスクに片肘をついている
③腰が伸びてしまっている
④つい足を組んでしまう
人は15分以上座っていると認知能力も集中力も低下して作業効率が落ちていく
低GI食品の特徴は、血糖値が穏やかに変化すること。実は、これが集中力の持続にとって非常に重要なポイントとなります。
フロー体験とは、自分自身の心理的エネルギーが、100%今取り込んでいる対象へと注がれている状態のこと
怒りは目標指向行動を強く促します。
目標指向行動とは、ある目的や目標を持って行う行動のこと。人は目的や目標があり、それが具体的であればあるほど、行動が積極的になっていきます
哀しみが人を注意深くし、細部に関心を持たせ、焦点を合わせやすくする
喜びの感情は、人をクリエイティブにし、目の前の出来事に対する意思決定を速くさせる力を持っています。
20分の軽い運動した後の3~4時間は認知能力、集中力や考察力が高まる
運動する習慣には脳そのものを強化し、疲れにくくする働きもある
運動には人の感情をポジティブにする働きもある
脳が瞑想に慣れてくると集中力、注意力が向上する
疲れの種類には、体の疲れ、心の疲れ、神経の疲れの3つがあり、いずれの疲労感も本望です。
疲れに対する対策として重要なポイントは次の2つ
①脳は疲れを知らないという原則を知ること
②疲労感の原因となっている前述した3つの疲れを軽減し、脳疲労の唯一の要因であるウィルパワーをしっかりと回復させること
人間の脳は寝ているときに回復し、学んだことを記憶に定着させている
寝る直前に覚えた事は、余計な情報が入りづらいので、記憶に残りやすい。睡眠の質は22時から夜中2時の間に深い眠りに落ちているかどうかで決まります。
実は騒がしい音で起きるのは、脳に良くありません。
音ではなく、光で起きる。
日中にウィルパワーを回復させたいなら、パワーナップと呼ばれる仮眠がお勧めです。パワーナップはベッドや布団等に横になる昼寝と違い、目を閉じ、じっとして休息することで疲れと眠気を取り去る脳の回復法。
15~20分のパワーナップは、夜の3時間の睡眠に匹敵し、回復した集中力や注意力は150分持続します。
学校の授業中、机に突っ伏して眠ってしまった経験は誰しもあると思いますが、あのスタイルで目を閉じて呼吸のペースを緩やかに保てば、それがパワーナップとなります。
目の疲れを取ることで、集中力を取り戻すことができる
本番で実力が発揮できないプレッシャーに弱いタイプの人は、本番の前に不安を書き出すことでパフォーマンスが大きく向上する
自分の不安な気持ちを書き出すことには頭の中をすっきりさせ、集中力を高める働きがある
人は、最初の5分間にうまく集中することができると、その後も集中力が動くとされています。
最初に簡単なことを行ってリズムを作り、苦手意識を薄くすることで、自信と集中力が持続します。
脳は、朝起きてから2時間の間に最もクリエイティブな力を発揮する

6.商品の紹介