書評

頭にきてもアホとは戦うな!

1.今日の一言と紹介する本

リアルにあった出来事ですが、悪口ばかり言って周を不快にさせる人と出会いました。

おそらくこういう人はどこに行っても悪口ばかり言うので、きっと何か気に食わないことがあれば僕の悪口も言うことでしょう。

ですから悪口ばかり言う人とは極力付き合わないようにしています。
他にもいちいち突っかかってきて怒らせる人もいます。

皆さんはこういう面倒臭い人とどう付き合っていますか?

そういった面倒臭い人たちの対処法の決定版の本があります。

頭にきてもアホとは戦うな!』です。

人間関係に一石を投じる1冊。それでは紹介していきます。

2.本のサマリー

アホと戦わない生き方こそ、あなたがあなたらしくあることができ、あなたが目指す目標により近づけることになる

75万部を突破し、連続ドラマ化も決まった本書。
著者、田村耕太郎さんは元参議院議員。
国会議員という経験から様々なアホの対処法について記載されています。

ちょっと読み方を変えると国会の暴露本!?(笑)
では、アホとはどういった人でしょうか?

アホというと、ある程度心当たりがあるだろう。
要は、むやみやたらとあなたの足を引っ張る人だ。
どんな職場にも1人や2人こういった人がいるもの。
職場でなくても人間関係においていちいち足を引っ張ってくる人がいたりします。

では一体どのように対処していけばよいのか?

あのホリエモンこと、堀江貴文さんも感動し、「イライラが一瞬にして消えるすごい本」とコメントを残している一冊。

3.ポイント3点

自信のある人こそ、謙虚にそして危機感を持ってことに対応すべき

自分がコントロールできることだけに時間もエネルギーも集中するべき

金持ち喧嘩せずと言うように、成功者は時間をかけ知恵を使って、戦わずして勝つやり方を選ぶ。

4.岡崎の考察

まず気をつけなければならないのは、アホと戦う可能性がある人物には特徴があるということ。
①正義感が強い
②自信にあふれる
③責任感が強い
④プライドが高い
⑤おせっかい
いや、これ、当てはまります(笑)

特に無駄におせっかいな性質があるので僕も気をつけないとまずいなと思いました。

ではどのようにアホに対処していけばよいでしょうか?

まず頭にきたら、相手に花を持たせて、良い気分になってもらう
衝突の可能性がある場合ほど、素早くその場を離れた方が良い。

試合に勝って勝負に負けたという格言がありますが、人間関係で試合に勝つという事はありません。その場はいい気分になっても、結局人間関係を壊してトータルではマイナスということになりかねないからです。

対人関係をとらえるときに知っておいてほしいのは、まず敵という発想はいらないということだ。誰かを敵と言って良いのはスポーツをやる時位だと思う。実社会で敵なんか作らないほうがいいに決まっている。

では敵を作らない人の特徴は何でしょうか?

それはズバリ、腰の低い人。

面白いものでできる人ほど腰が低い傾向にあるように思います。
実るほど、頭を垂れる稲穂かな」という言葉にあるように、本当にうまくいっている人は謙虚で物腰がやらかい人が多いのです。

アホとではなく自分と戦え!
めんどくさい人たちに振り回されているほど人生は暇ではありません。
そもそもめんどくさい人たちに限って暇で、やり返されるのを待っていたりします。

相手にするのはやめましょう。
そして1番大事な自分のために時間と労力を使っていきましょう!

5.気になるワード

アホと戦うというマイナスにしかならない使い方で浪費するな
限られた時間とエネルギーを1度しかない大切な人生を輝かせることに使ってほしい
孫子の兵法が世界中の経営者に今でも愛読されているのは、限られた資源を無駄遣いするなというメッセージが経営戦略そのものであるから
アホと言うと、ある程度心当たりがあるだろう。要は、あなたの足を引っ張る人だ。
残念ながら、日本のような嫉妬社会ではアホが出世しやすい。能力がある人格者は、出世する途中で多数のアホに足を引っ張られて潰される可能性が高いからだ。
アホと戦わない生き方こそ、あなたがあなたらしくあることができ、あなたが目指す目標により近づけることになる
あなたにしつこくアタックしてくるアホの特徴は、まず暇であること
アホと戦う可能性がある人物の特徴
①正義感が強い
②自信にあふれる
③責任感が強い
④プライドが高い
⑤おせっかい
自分の方が頭が良い、知識がある、と思っている人間のやる行為は、明らかに逆効果な場合が多いのだ。頭が良いかもしれないが、愚かなのだ。
自信のある時こそ、自信のある人こそ、謙虚にそして危機感を持ってことに対応すべき
プライドというものはほとんどの場合、邪魔にしかならない。
自分がコントロールできることだけに時間もエネルギーも集中するべき
まーくんこと田中将大投手がニューヨークヤンキースに移籍し、初登板で初勝利をあげたが、監督含めてプロが絶賛していたのは、その投球内容を始めとする野球における能力よりも、ピンチになっても持ち上げられても、決して自分を失わない人間としての成熟度だった。
蒸し返して傷を大きくするな
むやみに戦わないほうが、人生というサバイバルレースで良い結果を生むことがある
まず頭にきたら、相手に花を持たせて、良い気分になってもらう
メンツより実利
戦いを挑んできた人間を大したやつだと受け入れてくれるような人間はいないと思ったほうがいい。
喧嘩した友情が深まるのはドラマや漫画の世界だけだ。金持ち喧嘩せずと言うように、成功者は時間をかけ知恵を使って、戦わずして勝つやり方を選ぶ。
衝突の可能性がある場合ほど、素早くその場を離れた方が良い。
対人関係をとらえるときに知っておいてほしいのは、まず敵と言う発想はいらないと言うことだ。誰かを敵と言って良いのはスポーツをやる時位だと思う。実社会で敵なんか作らないほうがいいに決まっている。
戦うべき相手はアップサイドがある、つまり相手にすることでこちらも得るものがある人間だけに絞ろう。
頭にくるべき意義もない人は上手に避け、プライドも正義感もお節介な心も捨てて一目散に逃げよ。そして、できるだけ早く相手に忘れてもらおう。
人相はとても大事。顔は最大の情報発信源であり、情報の宝庫である。
他人を動かす三原則
①非難するな
②認めよう
③相手の欲しがるものを理解せよ
共通の利害を見つけよう。そして、相手に利益を与えよ。決して非難、批判するな。常に相手へのリスペクトを持ちそれを相手に伝えよう!
腰の低い人ほどできる人が多い
腰を低くしてフレンドリーにすれば敵はできないし、応援者は増える可能性が高い。
強気のキャラで成功してきた人もいるので一概には言えないが、生意気さを前面に出して成功しても、その後長続きしない場合が多いように思う
実るほど頭を垂れる稲穂かな
助けを求めるときはもちろん、困っていなくてもそのような顔ができる人間に成功する人が多い。他人の力を利用するのがうまいのだ。
常に勝つための努力を惜しまずおこたらず、それでいて平気で困った顔して頭を下げられる人間ほど怖いものはない。困った顔は実は悪いものでもない。困った人間を助けたくなるのがこれまた人情なのだ。
物事に一喜一憂せずに淡々としているものが最後には勝つ
男の嫉妬より怖いものはない
若いからこそ耐えること、待つ事を覚えて欲しい
誰かの言うことに素直に従ったり、何かを6分別に信じたりする事は楽だよ。だってそれは頭を使っていないから。
脳は使えば使うほどよくなる唯一の臓器
常にシニカルにものを見ることが脳の活性化につながる
上司に評価してほしかったら、このように、上や下との付き合いでくたびれ、数字に責任を忘れているであろう自分の上司の立場になってみて、その人が何を部下にして欲しがっているのかを想定してみよう。
ちゃんと見ていてくれるなんて甘い考えは捨てて、多分気づいていないよとの想定のもと、しっかりアピールをしていくべきだ。
うまく立ち回っているやつは、憎む対象ではなく、学ぶ対象だ。
誰かに嫉妬しているあなたは、権力者へのすりより方が足りないのかもしれない
やりたいことがあって、やれるチャンスが来たら、他人にどう思われようが、そんなチャンスをくれる人に徹底的に忠誠を使って権力を手に入れようとするのは、汚い事でも、ずるいことでもなく、潔いことだと思う。
腐ると言う事は人生の最大の無駄だ。
結局、本当にやりたいことを実現するためには組織を動かすことが必要で、そのためには権力を手に入れないとできない
あなたがいなくても大抵の場合、組織は困らない。替えが効くのだ。
結果を出すために権力に接近することが必要ならば、その力を生かすことも視野に入れて準備しておくことだ。
苦手な人物がいたとしても、積極的に勝ち組に関与していくのだ。人生、意気に感じる事も大事だが、社会人になってそういう感傷的な勝負に出てしまっては失うものが大きすぎる。何のために自分はその組織に入ってその仕事をやっているのか、このことに常に集中しよう。
社会で生きていく上で、人間関係の悩みはつきものだ。なぜなら、人は多かれ少なかれ、他者の評価や他人にどう思われているかが気になるからだと思う。
人に好かれたいと言う思いに振り回されて自分の人生を生きなかったら、私はその時間は無駄に思える。他人に好かれたり、したわれたりすることはとても大事だが、それに振り回されていたらとても不幸だ。
好感度ばかり気にしている人より、一心不乱に頑張ってる人に好感を覚える。
他者の気持ちはコントロールしようとすればするほど離れていく。そんなものをこちらの思い通りにしようとするのではなく、確実にコントロールできる自分、そんな自分の目の前にあることに時間とエネルギーを集中投下すべきなのだ。
突き抜けたプレゼンはテクニックより本気度
アホとではなく自分と戦え!
人間は環境に左右されやすい動物だ。ぬるま湯の環境にいれば、そのままぬるま湯につかってしまう。だからこそ、自分の尻を叩いてくれる環境に自らを置くべきだ。刺激的で向上心を自然と芽生えさせてくれるようなグループ、そして自分がなかなか入れないようなグループに入るのをお勧めする。
激変する時代、そして自分の身の回りで起こる事態を予想し、逆算して今から準備しておくことが必要だ。過去の延長に未来がないことだけは真実で、変化を嫌う事は最大のリスクを招く。変わることにもリスクはあるが、今のままでいる事は危険だ。
コンディショニングは人生をより長くするためにも有効だ。健康でバリバリ活動できる、いわゆる健康寿命を延ばすのだ。
やりたいことを見つけようとするのは、エネルギーも時間も無駄な気がしてならない。それより今、目の前にあることを精一杯やるべきだ。
やりたいことが見つからないと言う前に、今目の前にあることをしっかりがんばって結果を出せばいい。
人生は不条理なものだと認識すること。不条理と言うより、あなたの都合の良いようにはできていないと言うことだ。
他人を見て一喜一憂するのは本当に無駄だ。
自分の人生を、この貴重な宝物のような人生を、大事に、一喜一憂することなく淡々と、ぱっとしてアホと戦ったりしないようにして使いきっていこうではないか!

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