書評

一流たちの金言

1.今日の一言と本のサマリー

言葉には力がある」僕の大好きな格言の1つです。
なぜなら思考は言葉でできているから。

良い思考は良い行動を生み、

良い行動は良い結果を作り、
良い結果は良い習慣を作ります。

そして当然ですが良い習慣が、人生をさらに良いものにしていくもの。そう考えると最初のきっかけは言葉なんじゃないかと思ってます。そこで今日は一流と言われる人たちが大事にしている言葉をまとめた、『読むとやる気が湧いてくる 一流たちの金言』をご紹介します。

2.ポイント3点

仕事にも人生にも締め切りがある。努力の上に辛抱という棒を立てろ。

情熱といってもいいし狂気といってもいい。

何かをやるなら魔と言われるくらいにやれ、魔と言われるくらいに繰り返せ

3.岡崎の考察

今日も僕の大好きな一札からの紹介です。

様々な成功者たちが大事にしている言葉をまとめた一冊が、読むとやる気が湧いてくる『一流たちの金言』です。そこで今日は特に印象に残ったエピソードを3点ご紹介する形で書評としたいと思います。

① すぐやる、必ずやる、できるまでやる。森永重信(日本電産社長)
ゼロからここまで会社を成長発展させることができたのはなぜかと聞いた際次のように答えたそうです。
信じる通りになるのが人生であるという事ですね。僕はこの言葉を自分で色紙に書いて、目に付くところに置いています。頭のいい人ほど先が見えてしまうから信じませんね。できるわけがないと思ってしまう。
社員によく言うんです。物事を実現するか否かは、まずはそれをやろうとした人ができると信じることから始まる。自らできると信じたときにその仕事の半分は完了している、とね。

②遠きをはかるものは富み、近くをはかるものは貧す。塚越寛(伊那食品工業社長)
塚越社長は次のように言っています。
商売というものは、いかに目先の逆、いかに遠くを計るか、それが勝負なんです。大概の人は目先の欲をかいて取ろう取ろうとする。だからうまくいかないのです。
遠きをはかるものは富み、近くをはかるものは貧す」は、塚越社長が好きな二宮尊徳の言葉だそうです。

③成功する人の12箇条と、失敗する人の12箇条樋口武男(大和ハウス工業会長)
成功する人と、失敗する人。何が違うのでしょうか?
それをわかりやすくまとめた12箇条をご紹介します。
【成功する人の12箇条】
・人間的成長求め続ける
・自信と誇りを持つ
・常に明確な目標を指向
・他人の幸福に役立ちたい
・良い自己訓練を週刊化
・失敗も成功につなげる
・今ここに100%全力投球
・自己投資を続ける
・何事も信じ行動する
・時間を有効に活用
・できる方法を考える
・可能性に挑戦し続ける

【失敗する人の12箇条】
・現状に甘え逃げる
・愚痴っぽく言い訳ばかり
・目標が漠然としている
・自分が傷つくことを回避
・気まぐれで場当たり的
・失敗を恐れて何もしない
・どんどん先延ばしにする
・途中で投げ出す
・不信感で行動できず
・時間をしたい的に作らない
・できない理由が先に出る
・不可能だ無理だと考える

素晴らしい一冊です。ぜひ手に取ってみてください。

4.気になるワード

リーダーシップとは影響力である
情熱といってもいいし狂気といってもいい。
何かをやるなら魔と言われるくらいにやれ、魔と言われるくらいに繰り返せ
言い訳を最小限にする
基本を見直す
プロとは全人生をかけた負けず嫌いのことである
自分の人生の全てをかけて
プロというのは絶対にミスをしてはいけない
仕事にも人生にも締め切りがある
工夫をし、無駄を省くことが成長の近道となる
日本一の端を目指すなら心も日本一になる
負けてたまるかと静かに自分に言いなさい
努力の上に辛抱という棒を立てろ
人間はみんな違ってみんなが大事

5.商品の紹介