書評

はじめて講師を頼まれたら読む本

1.今日の一言と紹介する本

色々な動画を見ていますが、やはり1番のツボはモモウメ。

テーマは、テレワーク終了

テレワークが終了して一体ももちゃんうめさんはどうなっているのか?相変わらずテンポが良くて面白いこちらの動画。

しかも山崎まさよしさんの、One more time one more chanceまで登場!ぜひご覧ください。

それでは今日の書評『はじめて講師を頼まれたら読む本』を始めていきましょう。

2.本のサマリー

今の世の中は、誰でも講師を頼まれる時代です。先生だけが講師ではないのです。

いざ講師を頼まれたらどうしますか?

人前で話す機会はチャンスです。自分の棚卸しだと思って引き受けてみましょう。

準備から当日やることまで1冊ですべてがわかる!年間300回公演を行うプロ講師、大谷由里子先生の講師の基本とは?

3.ポイント3点

マイクとマインドがあれば世の中は変えられる

志とか、メッセージとして伝えたいことをきちんと話せると、もっと、社会や人のためになります。

人は、講師の話の中でも「離陸の瞬間」に興味を持ちます。
この人も自分も同じ人間なのに、どこが違うんだろう?
自分は何をすれば、この人のように飛べるんだろう?
そのヒントを得られると、聞く姿勢が前向きになります。

4.岡崎の考察

講師という仕事が身近になりつつあるように感じています。本書籍にも記載されている通り、今の世の中は、誰でも講師を頼まれる時代だから。

そこで今日は講師を頼まれたときに大事にするべきポイントを3点をご紹介したいと思います。

①主催者の意図は外さない
講演で呼ばれる場合、講師は、主催者が参加者に何を伝えたいのかという意図を理解し、その代弁者になることが重要です
しかしついつい、ここを外してしまう講師が多いもの。というのも、例えば企業で出世している方の場合なら出世するまでの過程でフルフル残業していたかもしれません。しかし労働組合で呼ばれた場合には、残業の自慢話よりも、生き生きと会社で働きたくなるような話を望まれていたりします。
またもし自分が起業していたら、会社員よりも起業した方が良い、と言いたくなる場合もあるでしょう。自分の主張も大切ですが読んでいただいたお客様の期待に応える、これもプロの仕事でしょう。

②台本を作る
事前に台本作りをしておきましょう。ただ長々とした原稿を作るのではなく、5分ネタをたくさん作ると良いです。なぜなら人の集中力はそんなに長く持つものでは無いから。5分程度の短いネタを組み合わせることで全体を作っていきましょう。
また短いネタを作るために、自分史を作成するのも1つの方法です。今までどんな経験をしてきたのかを洗い出すと、きっとたくさんのネタが出てくるはずです。
またこの方法の利点は、急遽時間変更があった場合も対応がしやすいということ。ラストの時間に合わせて不必要なネタを省いて行けば指定された時間で話すことができるはずです。

③講演の要因はシメ次第
どんなにそれまでの話の内容が良くても、あれ?、いつ、終わったの?と感じさせる尻切れトンボの講演になってしまってはもったいないことでしょう。
最後にシメの話があると、余韻が残ります。だから、シメの話をしっかり作っておくことが大切です。
最近では、シメ用の感動する映像を作っておいて、講演の最後に流す講師も増えてきています。それだけシメは重要だということ。シメの話には、自分が1番伝えたいことを、繰り返してでももう一度入れるようにすると良いでしょう
講師業は、リスクが少なく、収入が高く、社会性の高い仕事です。どんな仕事か一度勉強してみて損はないでしょう。ぜひ読んでみてください。

5.気になるワード

講師の依頼を受けることで、主催者や聞き手だけでなく、あなた自身やあなたの会社にとってもプラスが生まれます。
講師を引き受けるメリット
①自分自身を振り返り、棚卸しができる
②自分の会社や仕事の強みを整理して、まとめる機会になる
③メッセージを伝えることによって、自分が生きてきた意味を感じられる
④自分の経験が、世の中のためになることを実感できる
頼まれごとは試されごと
人前で話すからには志を持ってほしい
講師を頼まれたら、あなたの世界を広げるチャンス
まず、自分の人生を時系列にして30個の見出しを考えてみましょう
講師をするなら、聞き手の時間を無駄に奪う時間泥棒になってはいけません。伝えるために様々な工夫を凝らすこと、その工夫を実践することが大切なのです。
マイクとマインドがあれば世の中は変えられる
一般的な講師に求められているもの
①知らないことを知ってもらう
②行動するきっかけを提供する
③たくさんの気づきを促す
お客さんは価値を求めています。そして、お客さんが必要とするものを提供できなければ講師失格です。
志とか、メッセージとして伝えたいことをきちんと話せると、もっと、社会や人のためになります。
最終的に自分は何を伝えたいのかを明確にしておくと、あなたの話の内容が見れなくなります。
講師の役目は社会への恩返し。講師をやるからには、講師としてどういう結果を出したいのかということに向き合って欲しいのです。
大切なのは伝えるではなく、伝わることです。
人間の集中力はそんな長い時間もつものではありません。だからこそ、1つの話を5分単位まとめて、場面をまめに展開することがポイントです。
事例を入れることによって、興味を引きやすくなります。
いきなり講演の台本を作るといっても、何から手をつけていいのか途方にくれるかもしれません。そこでお勧めしたいのが、自分年表です。
不幸すぎる経験もネタになる。
講師にとって大切なのは、interestingです。つまり、興味深くて、面白い話ができるということ。
人の心は挑戦と共感で動く
失敗体験は共感を得やすい
人の話を聞くことが大切
多かれ、少なかれ、人は人間関係で失敗しています
成功体験を誰でもできるスキルに落とし込んで話す
この人も自分も同じ人間なのに、どこが違うんだろう?
自分は何をすれば、この人のように飛べるんだろう?
そのヒントを得られると、聞く姿勢が前向きになります。
事実をちょっと大げさに話して飛躍させる
結論から話して、それから理由などを語るとブレなくなる
クイズタイムで聞いてを引き込む
語呂合わせがあるだけで、ずいぶん説得力が高まる。
説得力に欠けるときは、人の言葉を借りる。
ただし、人の話ばかりを並べるのはだめです。それだけでは、人の話の受け売りだけじゃないかと、受け止められます。
締めの話には、自分が1番伝えたいことを、繰り返して手をもう一度入れておきましょう。
講演で呼ばれる場合、講師は、主催者が参加者に何を伝えたいのかという意図を理解し、それを受け止めて、代弁者になることが重要です。
事前打ち合わせは、できる講師の必須事項
売れているタレント、人気の講師は、早めの行動をしています。
当たり前のことですが、お客さんを安心させるのもプロの仕事の1つです。

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