1.今日の一言と紹介する本
今日ご紹介するのは『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』です。
それでは、紹介していきます。
2.本のサマリー
「世界に10億人しかいないと言われている、俺の数少ないファンの方だろうか」現役ホスト界の帝王、ローランド初の著書!
20万部を突破!1992年生まれ、ホスト、ファッションモデル、タレント、実業家として活躍。2011年4月、18歳でホストを始め、2013年、21歳のときに史上最高額の移籍金で移動したことが話題になる。
2018年のバースデーイベントでは、6000万円以上の売り上げを記録し、所属グループ歴代最高売上保持者とななり、現役ホストを引退。
2019年1月独立。ホストクラブのオーナーを務める傍ら、美容品のプロデュースやアパレル事業、メンズ美容サロンのオーナーなども務め、実業家として活躍中。
発する言葉の全てが名言となるローランド。
その名言から浮き彫りになるローランドの生き方、美学とは?
3.ポイント3点
カッコ悪く勝つぐらいなら、美しく負ける方を選ぶ
かっこよくなると気持ちが変わる。そして、気持ちが変わると人生が変わる。
ローランド以外はありえない。
ローランドの代わりなんてどこを探してもいない。
そう思われる男でありたい。
4.岡崎の考察
まず最初に謝ります、ローランドって誰?と思ってた人です(笑)
岡崎は、テレビを見ない人なので話題の人を追いかけるのが非常に苦手。響きだけで、外国人の方?と思ってました。
しかし実際に書籍を読んでみた感想は「本気でプロとして生きている人だ」というものでした。
そこで今日はプロとして生きるとはどういうことなのか?という視点から書評をしていきたいと思います。
やるなら、ナンバーワンを目指す2番手が良いと言う人も世の中にはいますが、残念ながらその2番手で良いという意識はプロ意識とは言えません。そして優れたリーダーほど、優れたリーダーを求めるものです。始める前から二番手で良いと言っている人が優れたリーダーになる事は無いので、二番手で良いと言っている人は二番手にすらなることができないのです。
仕事に対しての熱意はゆずれない。
自分の仕事には全て、自分が責任を持ちたい。
靴磨きなどを人に任せることなく、全て自分でやるといいます。
人に任せても良さそうなことなのにという人もいますが、人に任せて雑な仕事をしたときに、〇〇さんのせいで失敗した、などとは決して言いたくない。プロとは仕事に対して情熱熱意を持ち、その仕事の責任を全て自分が取るという姿勢を持った人でしょう。
役作りと一緒で、カメラが回った時だけその役になり切ろうと思っても、限度がある。普段の生活からその役になりきって、初めて良い演技ができるものだ。
たとえ人と一緒にいる時でなくても、ローランドさんはローランドさんらしくいることを決めているそうです。表舞台に立っている時だけ格好つけても、残念ながら格好つかない。表も裏もなく、プロとして完璧な自分を演じきること。
人生成功したければ、やるか、やらないかじゃない。
やるか、やるかだ。
成功するかしないかなんて、心配しなくていい。
まずは1つのことをとにかく全力でやってみて欲しい。ぶつかって欲しい。もし夢が破れても、その経験はあなたに反骨心という最高のパートナーをプレゼントしてくれるといいます。成功の反対は失敗ではなく、失敗を恐れて何もしないことと言います。迷ったらGO!「やるか、やるか」で勝負していきましょう。
先の見えない人生が怖いって?
俺は先が見えてしまった人生の方がよっぽど怖いね!
新しい挑戦には不安がつきもの。先が見えなくて当たり前です。しかし先が見えないからこそ人生は面白い。レールに乗って生きるのも1つの選択ですが、自分でレール自体を引いていくような生き方も面白いと思います。
最近なんとなく飽きてるな、と感じる方はきっと先が見えてしまってつまらないのではないでしょうか?
俺が、俺以外か。と言えるほどに挑戦したら人生はもっと面白くなる。そう思えた一冊でした。(※ちなみにこの書籍の印税の半分はカンボジアの募金、もう半分は3.11の募金に使われるそうです。)
5.気になるワード
人から必要とされて、脚光を浴び、熱狂させるためだ。
説明できない好きが、本当の好きなのだ。
ローランドの代わりなんてどこを探してもいない。
そう思われる男でありたい。
病むというのは、その場を傍観し、ただ流れているだけの状態であると言える。その時間は何の生産性もなく、無駄な時間なのだ。