書評

やってはいけない勉強法

1.今日の一言と紹介する本

人間とは不思議な生き物で、やってはいけないと言われることほど、やりたくなってしまうのは私だけでしょうか。
手に取ってはいけないと書いてある本は手に取りたくなり、見てはいけないと言われると見たくなる。

人間否定系に弱いんですよね(笑)

今日ご紹介する書籍は『やってはいけない勉強法

勉強法にやってはいけないがあったと言うところにとても惹かれます。
今日はこちらをご紹介していきましょう。

2.本のサマリー

著者石井さんは、1分間勉強法で大ブレイクし著者累計200万部突破と言う驚異的な結果を叩き出してる先生です。

偏差値30から偏差値70まで上げた勉強法とは一体何だったのか?

多くの人は勉強しなければといった時に、まず参考書を開き、勉強を始めるものです。
しかし、それが間違っていると言うのです。

勉強する前に、勉強法をマスターしておくべき」とのこと。

馬鹿のまま努力をしても、結局は馬鹿のままであると少し過激な表現もありますが、メンタリストDaiGoさんしかり、確かに勉強法を知ることで勉強効率が大きく上がります。

本書は発売から1年間で瞬く間に10万部を超え、今でも売れ続ける勉強本ベストセラーの1つ。
特に心に残ったポイントをご紹介していきます。

3.ポイント3点

先生をつけないのは、時間の使い方としても間違っています。

教育投資の利回りは、18%だと言われます。
すべての金融商品の利回りを上回るのが、教育への投資なのです。

マイナスの行為にご褒美を与えるのではなく、プラスの行為にご褒美を与える人が仕事も勉強もできる人になっていく

4.岡崎の考察

自己投資がローリスクハイリターンの投資であると言いますが、教育投資の利回りは18%だと言う話には驚かされました。

以前、自分の理想とする収入の5から10%を自己投資しなさいと言われたことがあります。
教育投資の利回りが18%、さらに複利がつくのだとしたらこれほど素晴らしい投資はないでしょう。
しかし、いざ自己投資しようとすると、多くの人は自己流で行おうとします。

気をつけないとこれが事故流となってしまうわけです。

何かを新しく学ぼうと言うときには必ず先生をつけるべきだと私も思います。お金がかかってもったいないと言う人もいますが、私はお金以上に時間が大切だからです。
お金をかければ時間短縮してより多くのことを学ぶことが出来るなら、これほど素晴らしい投資はないと言えるでしょう。

そして最後に大事な事は、勝ち癖をつけることです。

日々、勝ちを積み重ねている人は自信が積みあがります。その積み重ねた自信が魅力となる仕事の結果にもなっていきます。
その勝ち癖をつけるためにも自分へのご褒美は達成したときにあげるようにしてください。

ノートの使い方やメモの取り方、電車の乗る位置など細かい部分まで紹介されていて具体的に実践できる内容も多かったです。
より効率的に学びたい方法を探してらっしゃる方はぜひ読んでみていただければと思います。

5.気になるワード

先生をつけないのは、時間の使い方としても間違っています。
どこかの段階で教育のためにお金をかけるのは当たり前と言う考え方にシフトしていかないと、ずっと資産が低学歴のまま、と言うことになってしまいます。
試行錯誤の時間をカットするために、お金を払って先生をつけるか。
教育投資の利回りは、18%だと言われます。
すべての金融商品の利回りを上回るのが、教育への投資なのです。
長期の記憶に残るために必要なのは体験です。
覚えるために何度も書くのは、最も非効率な勉強法です。
目で見て覚える訓練をしましょう。
脳は、繰り返されたものを大切なものだと感じる
勉強ができるようになるには、
①回転数を上げる
②勉強時間を増やす
と言う順番が大切です。
どうせ失敗するのであれば、忘れることを失敗すればいいのです。
忘れようとすると、忘れることを失敗して、結果的に覚えていると言う現実が手に入るわけです。
覚えたいなら、忘れようとする。
問題が解ける=やっぱり、問題が解けない=まさか、というのが、天才の頭の中です。
どんなに簡単な問題でもいいので、問題ができた後に遊ぶと言う習慣をつけることが大切です。
大人でも、煮詰まった。ここで休憩だ。と言う人がいます。
こういう人は仕事ができません。
なぜなら、仕事が煮詰まってできなくなることが、快楽になっているからです。
マイナスの行為にご褒美を与えるのではなく、プラスの行為にご褒美を与える人が仕事も勉強もできる人になっていく

6.商品の紹介