書評

鬼滅の刃

1.今日の一言と本のサマリー

ほとんどの方は見てる?気もするので改めて紹介するものではないのかもしれませんが…(笑)
時代は大正。この時点で珍しいですね、大正って。記憶の限り大正を舞台にした漫画はあまり思いつきません。主人公は炭治郎は炭を売って家族を支える10代の少年です。

ある雪の日、街に炭を売りに行った炭次郎。
帰りが遅くなり、その日は宿泊。
帰ると一家は鬼に襲われ死亡。
怒り、悲しむ炭次郎。
しかし、幸いにも妹、ねずこの息がある。
助かる!
街まで行こうと背負い、歩くとねずこが鬼になってしまう。
ねずこは助かるのか?
鬼とはなんなのか?

ストーリーと結末はご自身で。今日は国民的漫画となった鬼滅の刃がなぜ流行るのか?という観点で考察していきましょう。

2.岡崎の考察

ジャンプ漫画、鬼滅の刃。じつはジャンプには決まったテーマがあるのはご存知ですか?

それは、
1.努力
2.友情
3.勝利
です。

鬼滅の刃はまさにこのテーマに沿ってます。炭次郎の手は鍛錬で傷だらけ。怪我をしても仲間のため、出会った人のために、さらには鬼のために闘う。さらにどんなに苦戦であっても必ず勝利する安心感!ある意味ベタなストーリー展開ですが、やはり王道が良いのでしょう。しかし、王道でない部分も。それは、人がパタパタ死ぬ。それもかなり残酷に。

じつは残酷なシーンの多いアニメが流行る時期があるのをご存知でしょうか?それは、景気の上昇期待が大きい前。例えば、進撃の巨人。この漫画はアベノミクスが始まった年にブレイクしています。90年代を代表するアニメエヴァンゲリオンもそうです。

1995年阪神淡路大震災の年にできたエヴァ。実は初めから人気があったわけではありません。むしろ放送終了後に人気になりました。放送終了後とは1997年。

ポケモンブーム、「たまごっち」が大ヒット、クローン羊「ドリー」誕生、サッカー日本代表W杯初出場決定、京都議定書が採択などあった年。もちろん全ての事象をあげているわけではないので完全な因果関係ではありませんが、多少の相関関係はあっても良いのではと個人的には思っています。

という事は、これから景気が上向いていく?

ということで鬼滅の刃とは全く関係のない話になってしまいましたが、映画版も絶好調な鬼滅。エヴァンゲリオンのように映画で継続し続ける長編になるのでしょう。これからが期待ですね。

3.商品の紹介