1.今日の一言と本のサマリー
楽をして儲ける、その重要なカギはコンテンツにある。できるなら楽にお金を稼ぎたい。そんな気持ちは誰にでもあるもの。もし楽して稼ぐことができるとしたら、その重要なカギはコンテンツにある。
今日ご紹介する書籍にはそのように書かれています。なぜならこれまで自分が築いたコンテンツは、腐らない資産になるから。そして自分が働くのではなく、コンテンツ内に働かせることができれば、楽をして稼ぎ続けることができるといます。
大事な事はコンテンツがあり、売れる仕組みを構築すること。そんな最強のビジネスを構築するために大事な事は何か?『「勉強」を「お金」に変える最強の法則50』ご紹介していきます。
2.ポイント3点
永遠に障害のない人生などは、ありえない。
根気よく勉強を続けて教養を幅広く身に付ける事は、仕事の楽しさとお金を手に入れて、成功する人生を送るための重要な戦略である。稼げなければ、夢も理想も存在しないのと同じだ。
個の時代が到来し、コンテンツ力で勝負する時代になったからこそ、リアル社会同様、人々の行動にモラルが求められる
3.岡崎の考察
楽をするという言葉を聞くと、ついつい毛嫌いしてしまう癖がある岡崎かつひろです。とは言ってもこの書籍は、努力を否定する内容ではなく、努力の仕方をただ働くのではなく学ぶことに使いなさいということを趣旨にしています。価値を備えたコンテンツを創造、発信するため、ひたすら勉強を続けよう。
そんな努力の仕方を変えることを提案している本書の中から、4点ご紹介していきます。
①人間の特性を実体験から学ぶ
あなたがお金を長期的に稼ぎたければ、絶対に避けて通れないことがある。それは、人間を知るということである。稼ぐこと、すなわち商売とは、自分の下に他人がお金を運んでくれる営みですから、人間という存在について研究しておかないと、結果に結びつく事は無いといいます。
どのようにすれば人が集まるビジネスになるのか?そのことを研究し続けましょう。とくに人間とは、人が集まる場所に集まり、自分を尊敬してくれる場所にとどまるということを意識してください。
②好きなことを深掘りするには、教養が求められる
好きなことを仕事にしたいという人は多いものです。しかしそれが難しい。どうして難しいのかと言えば、それを好きな人が、自分以外にもたくさんいるから。
いわゆるレッドオーシャンです。もし好きなことで成功したいと本気で思うなら他の人よりも高いステージで、それも圧倒的な差で努力をする必要があります。さらに好きなことだけ深掘りしていてもだめです。その周辺に存在する幅広い教養を習得しましょう。
例えば、砂場で深い穴を掘りたければ、出来る限り広い穴をほらなければならないのと同じ原理です。広く、深く学びましょう。
③2種類の読書法
本は何度も繰り返し読むべきだ、一度読んだ本を忘れてしまい、などと、読書にうるさい人々の間では、このように意見が対立することが多いものです。しかしこれは一方だけが正しいものではありません。
本人は何度も繰り返し読むべきものと、一度読めばいい本があります。一度読めば良い本はわかりやすさや読みやすさが大切です。そして何度も繰り返し読む本熟読本は、必要最小限の内容が幅広く網羅されていることが大切であり、幅広く学ぶために繰り返し読みましょう。
このように書籍を分類することでしっかりと学んだ方が良い事も明確になることでしょう。
④個の時代、コンテンツ力の決定打は、仕事に対する真摯さである。
男女関係なく、私が、この人はプロだなと感じるのは、仕事に対して真摯な人間だ。仕事に対する誠実さや厳しさは、客観的に正しさを判断することができます。
1番わかりやすいのは時間厳守でしょう。どんなに立派な詭弁を尽くしても、遅刻は遅刻。当然ですが人から信用されません。社会に信頼される正統派エリートは決してそんな事はしません。生半可な成功者達ほど、一過的的で適当なことを言うもの。本質的に大事なこと、人からの信頼を得られる仕事をするようにしましょう。
わかりやすくシンプルにまとまった一冊。学ぶことの価値を再考したい方にとって価値ある本だと思います。