書評

20代を無難に生きるな

1.今日の一言と紹介する本

以前、緊急事態宣言が解除された際、僕のホームタウン新橋はだいぶ人が溢れていました。その際、ちょっと街の様子が変わったように感じました。それは、路上にテーブルを出しているお店が多いこと。

道路交通法上、路上にテーブルを出す事は原則禁止されています。もちろんある程度許容されてやってはいますが、新橋の様子を見ていると以前よりもかなり数が多いと感じます。

個人的には海外を回っていると路上にテーブルを出してお酒を楽しむ姿をよく目にし、それが好きなので、このまま車通りのない道路では、テーブルを自由に出せるとかルールが変わったら面白いなと期待してます。

アフターコロナ、どう変わっていくのでしょうか?それでは今日の書評『20代を無難に生きるな』していきます。

2.本のサマリー

社会で頭角を現す人は、20代のとき何を考え、何を感じ、どう行動していくのか。人生の基礎を作る始まりの10年間。停滞するか、上に登るかは自分だけのスタイルを20代のうちに見つけられるかどうかで決まる。

著者累計130万部突破。

人のあり方を伝えるニューリーダーとして、多くの若者から圧倒的な支持を得ている永松先生の成功する20代の条件とは?

3.ポイント3点

20代のうちは、そんなに難しいテクニックはいらない。それよりも太く、しなやかで、折れない自分のあり方を作ることの方が、よっぽど後々の役に立つ

自分にとっていらないものを手放せば、あなたはもっと自由になれる

20代はネタ作りの期間

4.岡崎の考察

前作『30代を無駄に生きるなの20代版。将来どう進んでいけば良いのかと言う答えが出ていない人にこそ読んでほしいと言うこの1冊。20代で大事な基本姿勢についてわかりやすく伝えています。

その中でも特に心に残った3点をご紹介していきます。

① 20代は、多くの同世代がやらないことをやれ
例えば20代の方で、Facebookをやらない人が多いです。周りがやらないから自分もやらないと言う発想ではなく、周りがやらないと言う事はチャンスも多いのではないかと考えることが大事だといえます。確かにFacebookは、30代~40代の方が中心に使っています。つまり30代、40代の社会的な力がある人たちとつながることができるツールです。これに限らず周りに流されず自分の頭で考えて判断する必要がありますね。

② 20代のうちに、もっとハッタリをかましてみろ
まず大事な事は経験が少ない20代は、根拠がない自信を持つということ。自信は結果で得られるものですから、根拠や自信なんか、始める前に探しても意味がないです。
そこで大事なのがハッタリ。勇気を絞ってハッタリをかまして自分のハードルを上げましょう。あえて意識的に自分を極限まで追い込み、それを乗り越えることで本当にできちゃったと自信がつきます。
またハッタリで失敗しても、20代のうちは鼻をへし折られる位です。そしていくらでもやり直しが聞きます。まずは大見得切ってやってみましょう。

③心が折れることは悪いことじゃない
生きているといろんなことがあります。それが楽しいことばかりだったら言う事はありませんが、人生はそんなに甘くありません。大切なのは、折れない心を作ることではなく、折れてもそこから立ち上がるスピードを速くしていくこと。心が折れても、そこからたくましく立ち上がる力を持っている人の共通点として言えるのは、たくさんのスタイルを知っていると言うことです。
若いうちに自分の生き方を固めてしまうより、先人や、いま自分の周りにいる素敵なあり方で生きている人の生き方を知った方が幅が広がります。
すでに20代ではないという人も、20代の人と全く関わらないという人はいないでしょう。20代に伝えたいことがある。20代のうちに知っておきたいことがある。そんな方はぜひ読んでみてください。

5.気になるワード

20代のうちは、そんなに難しいテクニックはいらない。それよりも太く、しなやかで、折れない自分のあり方を作ることの方が、よっぽど後々の役に立つ
矛盾に満ち溢れた世の中で、不器用でもいいから、あなたらしくたくましく生き続けて欲しい
人生の基本姿勢は、20代で作られる。そして、人生で大切な事の原型はほとんど20代で体験する。20代と言う大切な期間を、無難に生きてほしくない。
周りがやっていないから自分もやらないではなく、周りがやっていないならチャンスだ
必ず伸びる20代というのは、すでに若いうちから自分の意思を持って生きている
多くの人がやっていることに歩調を合わせるな。荒削りでも良い。もっと尖れ。
コロコロ変わる責任のない情報に、無駄に流されるのはもうやめよう。
いつの時代も世の中は情報を流す人と、それに振り回される人で成り立っている。そして、これらの言葉は、情報発信者である仕掛ける人間の都合で決まる
無理に時代の流れについていこうと、ムキにならないほうがいい
大衆は常に間違う
常識とはあくまで、大衆が自分たちの意見を肯定するために生み出した便利な言葉
大衆がこぞって、そうだそうだと言っていることに対して、本当にそうなのか?という疑問を持ちながら観察する習慣を持つ
常識を疑い、違うと感じれば思い切って捨ててみる事は、発想転換の大事なきっかけになる。
やんちゃ坊主ほど成功する
我慢して後悔するのが、1番もったいない
うまくいく人の共通点は、根拠のない自信を持っていること
根拠なんか、始める前に探しちゃって見つける事はできない。
20代のうちに、もっとハッタリをかましてみろ
ハッタリで自分にエンジンをかけ、調子に乗りすぎたところで鼻をへし折られる位の経験を何度かした方が、仕事人としての幅も生まれるというものだ。
20代はやり直しがきく。20代のうちにとりあえず言ってみる勇気を身に付けよ。20代はネタ作りの期間。
成功へのチャレンジに失敗はつきもの。大切なのはここからだ。
失敗したことをただ嘆くのか、チャレンジした自分を褒め、その失敗から何かを学ぶことに全力を傾けるの下で、その後が大きく変わる
何らかの形で、あ、俺、終わった、とあきらめそうになった時が、実は終わりなのではなく、始まりなのだ。
行動なくして成功なし
伸びる人には共通して、独特の行動力がある。
自ら仕掛ける力を持っている。
20代の成功確率は、バッターボックスに立つ回数に比例する。20代のうちは、選り好みせずに求められることを全力でやれ。
多くの場合、いい人とは自分にとって都合の良い人のこと
他人の評価からもっと自由になれ
自分にとっていらないものを手放せば、あなたはもっと自由になれる
今いる場所に違和感を抱いたら、他の組織に触れてみるのも1つの方法だ。
決定権を親に委ねるな
自分の人生に起こる事は、全て自分の責任
心が折れることは悪いことじゃない
20代のうちに人生の師を最低でも1人は見つけよ
自分の魅力を上げる方法は簡単だ。与える人になればいい。魅力を与えることによって生まれ、求めることによってなくなる。
20代は、とにかく年上に可愛がられる人になれ
仕事においてもそうだが、伸びる人はとにかく相談がうまい。
言い方は悪いが、目上の人間うまく利用していく人が必ず引き上げられるチャンスを手にする。
年長者が力を貸したくなるのは勉強熱心なことが、わかりやすい人なのだ。
年齢を言い訳にしている大人に近づくな
愚痴まみれの世界は百害あって一利なし
いい時は成功期、悪い時は成長期
うまくいかない時は学び、うまくいってる時は感謝する
人生には成長と成功しかない
20代、あなたはもっと自由に、もっと欲張った方が良い
自分にとっていらないものを手放せば、あなたはもっと自由になれる
20代はネタ作りの期間

6.商品の紹介