書評

ザ・ファブル

1.今日の一言と紹介する本

コロナ禍になってから、基本的にはzoomを使ってのmtg三昧(笑)

在宅ワークになれると休みも関係なくなりますね。

それでは今日の書評『ザ・ファブル』をしていきましょう!

2.本のサマリー

ファブル、日本語で寓話。名前のないその組織は、本当にあるのかわからない作り話のような存在という意味でファブルと呼ばれている。

組織の組員には名前がない。もちろん主人公の男にも……

その組織の仕事、それは殺し。ファブル、それは殺し屋集団だったのだ!佐藤明を名乗る主人公。ファブルを最強の男に課せられた命令、それは1年間一切の殺しをしないということ。

殺しのプロが、殺しをせずに様々な問題を解決していく。2019年6月に映画化。

主人公は岡田准一ということもあり、話題になった作品。休業中の殺し屋の活躍する世界とは?

3.岡崎の考察

以前、スーパーサラリーマンであり著者の、石川和男先生からお勧めされた作品がこちら。いわゆるハードボイルド。

ちなみにですが、ハードボイルドってなんでハード、ボイルドなのか知ってますか?なんと固茹で卵らしい。カチカチに茹でられた卵くらいに硬派ということでしょうか。

それはさておき、久しぶりの漫画の紹介。まだ完結しておらず21巻で止まっていますが、ヤクザものがお好きな方にはたまらない内容でしょう。暴力的なシーンが多いため、苦手な方にはお勧めしませんが、そうでなければ設定が面白い。

主人公の佐藤明は超一流、しかしそれ以外は5歳児並み。物語の所々に殺し屋とは思えない優しさが。そして殺伐とした世界で生きてきたからこそ、考えさせられる一コマも。

印象深かった1シーンをご紹介します。

ひょんな事から殺し屋の日常生活を送ることになった佐藤。仲間とともに風呂洗いをし、便所掃除をする。そこで佐藤は一言。

佐藤>「楽しいやろう?」
仲間>「楽しい?風呂洗いのことか?」
佐藤>「それもひっくるめて、普通っていう暮らしのこと。

普通に慣れた連中は今日と同じ明日が来るのが退屈らしいが、俺たちは明日のありがたさを知っている。」なんとなく日常生活に飽きてしまっている方、刺激が欲しい方、そんな方にお勧めの漫画です。

気になる方はぜひ手に取ってみてくださいね

4.商品の紹介