1.今日の一言と紹介する本
今日ご紹介するのは『仕事は楽しいかね?』です。
それでは、紹介していきます。
2.本のサマリー
目的地を知らなければ到達することができない。
目標をしっかり見定めること…多くの人が成功するために大事だと思っているゴールの大切さ。
しかし大成功しているビジネスのほとんどは、偶然によって生み出されている…
リーバイスはズボンを売っていたのではなく、テント用の帆布を売っていた。コカコーラは清涼飲料水を売っていたのではなく、薬を売っていた。Microsoftのビルゲイツは、億万長者となったのは偶然だと言っている。
成功する人たちまで、自分がどこに向かっているかということをわかっていない。では一体何を大事にすれば、成功をつかむことができるのか。
シリーズ40万部突破!ロングセラーの1冊が伝える仕事の新しい価値観とは?
3.ポイント3点
目標に関する君の問題は、世の中は、君の目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないという事
適切な時とか完璧な機会なんてものはない。この場で、直ちに、始めること。
たいした努力もしていないのにちょっとしたまぐれ当たりに見えるなんて、そんなサクセスストーリーはありえないよ。
4.岡崎の考察
「君が試すことに喜びを見出してくれるといいな」はご存知ですか?
様々な成功者の方々がいますが、その多くの人たちは、人生のある時点で仕事に対する目標を変えています。
例えばもしあなたが薬をやっていたとします。
営業に疲れて、自分の店に帰ると、従業員がいない。奥の部屋に入ると、従業員は2人して、売り物の薬を取り出し、おいしそうに飲んでいる…この光景を見てあなたなら、最初に何と言うでしょう?
馬鹿なことをするんじゃない!お前たちは仕事をなんだと思ってるんだ!そういうかもしれませんね。
しかし、アトランタにある薬屋ジョン・ペンバートンは違いました。一体何をそんなにおいしそうに飲んでるんだ?あの薬がそんなにおいしいはずがない。どうしてだろう…
そうか、ソーダでわったんだ!これはいい!ぜひ売りものにしよう!!こうしてできたのがコカコーラだったそうです。薬屋を繁盛させることが目標だったところから、コカコーラという清涼飲料水メーカーが生まれたのです。
「仕事は楽しいかね?」において重要なポイントは、試してみることでしょう。
多くの人は目標にとらわれすぎてしまい、変化を嫌い、新しい出来事に出会っても問題としか見えません。
本書の中ではホーソーン効果が紹介されています。ホーソーン効果とは、期待されていると思うとパフォーマンスが向上するという効果です。
新しいことを試す時、新しい成果を期待して行うことが多いです。結果的にホーソーン効果が発生し、通常以上にパフォーマンスが向上するというのです。
新しいことに挑戦することが怖い、
将来の見通しが立たないと嫌だ、
いつも計画の事ばかり気になってしまう…
そんな人が読むと、思考が自由になれる一冊。
新しいアイディアを生み出したいときに読んでみてはいかがでしょうか?
5.気になるワード
①仕事上でやったミスを全部書き出すこと
②問題点を引き出すこと。仕事に関してイライラすることを残らず並べる
③仕事に関してやっている全てのことをリストアップすること。あらゆることを変えるには、まずあらゆることとは何かというリストを作る必要がある
リーバイスのジーンズを思いつくことができるんだ