1.今日の一言と本のサマリー
仕事ができるようになりたいという人は多いのではないでしょうか。
しかし、仕事ができるようになるためにはわかっている人は多くないかもしれません。そこで今日ご紹介するのは仕事ができるようになるための108のルールを紹介した書籍です。世界50言語に翻訳され、英語版はシリーズ170万部を突破。
シンプルで効果的で安全で実用的なルールとは?
2.ポイント3点
最も肝心なのは、仕事ができる振りではなく、本当に仕事ができなければならないということだ。
偶然のチャンス到来を、あらかじめ予定に組み込むことができない。チャンスはボールのようなことだ。自分に向かって投げられたら、反応してキャッチするまでの時間はほんの一瞬しかない
愚痴とは、たいした仕事もない悲しい暇人たちが考え出した、時間つぶしの手段に過ぎない。
3.岡崎の考察
様々なルールを紹介した保証。
一つ一つの項目が端的にまとまっているため読みやすいです。ただし後半になると同じ内容の繰り返しが多く、海外の本に多く見られる文量のかさましのように感じて後半は正直少し退屈でした。
それでは特に印象に残った3点をご紹介しましょう。
①控えめに約束し、約束以上の仕事をする
当然ですが、約束以下の仕事は絶対にしないこと。できる人だと評価するだけではこれは必ず守らなければならないのでしょう。しかし約束を守るだけでは評価はなかなか上がりません。そこでオススメが控えめに約束すること。常に不測の事態を計算に入れて、余裕を持った約束をするようにしましょう。
②他人のミスから学ぶ
頭の良い人間は自分の間違いから学ぶ。真に賢い人間は他人の間違いから学ぶ。よくできた格言であり、とても大切なことでしょう。しかし、これだけでは十分ではありません。もし同僚が困っていたら、その困っている同僚を助けましょう。同僚のミスの原因を突き止めることこそ、最善の原因分析になるかです。そして当然ですが感謝されるでしょう。同僚が何か失敗したら、自分はあんな失敗はしないと慢心するのではなく、真摯な態度で失敗の原因を突き止めましょう。
③自分の仕事を楽しむ
もし自分の仕事が楽しくなかったら、仕事をする意味など全くないではないか。人生において仕事はとても大事な要素の1つでしょう。そしてその仕事を楽しめているという事はとても価値があることだと思います。
しかしここで大事なのは、楽しく仕事をするのと、仕事が楽しいというのは全く別物だと認識することです。そもそも仕事とは楽しいもの。このように考える人は、仕事本来の楽しさを味わうことができ、いつも不平不満ばかりの人生の犠牲者になる事はありません。仕事は楽しいものという前提で仕事をしていきましょう。少々、小手先感のある内容が多く、オススメというレベルではなかったように感じます。しかし具体的な内容も多いので、仕事に行き詰まっている方は読んでみてはいかがでしょうか。