1.今日の一言と本のサマリー
皆さんはビジネスツールは何を使っていますか?
パソコンでしょうか、タブレットでしょうか、スマートフォンでしょうか。
今日ご紹介する書籍の堀江貴文さんは、パソコンはもう不要。スマホだけでビジネスの全てをやっているとおっしゃっています。スマホはこれから、驚くべきスピードで進化していく。不確定な未来を生き抜く武器になる。
確かにスマホは万能ツールであり、専門職でもなければ大概の仕事はスマホでできてしまうのが現実。
これからの時代を生き抜くためにスマホをどのように活用すれば良いのか?ホリエモン式スマホ活用術、ご紹介していきます。
2.ポイント3点
スマホは万能なツールだ。正確に言うと、自分を万能化するのではなく、やりたい事に近づくための最も万能なツールである。
変わりたければ、動き出そう。手に入る情報とその質をあげよう。自分の景色を変えていくことですが、人生は変わらないのだ。
影響力のある人と出会い、そこで化学反応を起こすためには、努力を積み重ねて、相手にメリットを与えられる確かな実力をつけるしかないのだ。
3.岡崎の考察
パソコンよりもスマホの方が使い勝手が良い。そういう仕事も増えてきている昨今。スマホをどれだけ使いこなせるかは、大事なビジネススキルの1つになってきているように感じます。特に個人で仕事をしている人にとって、スマホを使いこなす事は非常に重要なことの1つでしょう。
本書の中から特に印象的だった3項目についてご紹介する形で商標として行きます。
①スマホは、あなたを進化させる身体拡張のツール
世間では微妙に誤解されているようだが、スマホはただの検索マシンではない。ただのゲーム機でもないし、カメラでも、音楽のポータブル再生機でもない。多くの人はこのような使い方をしている人が多いでしょう。
しかし本来スマホは、趣味欲を満たす目的にのみ使われるデバイスではないといいます。大量の情報処理能力を備え、人間というスペックではできなかったことをできるようにする。つまり、後天的に得た体の1部という考え方で取り扱うことが、スマホの本来の用途だとのこと。
もちろんまだまだ完璧とまでは言いませんが、これからさらに技術革新が進んでいくことで、よりウェアラブル化(身体の一部化)していくことでしょう。
②困ったらスマホで助けを呼べ!
僕の1番大切な資源は時間だ。そしてその次に大事なのは、やはり人だ。当然ですが事業は人によって構築されます。堀江さんも事業を進めるとき、まず人を集めることの努力をするといいます。どんなに勝ち目のあるプランを備えていても、質の良い集合知が備わっていないとビジネスは成功しません。
何でも1人でやってしまおうと思わないこと。もしかしたらできるかもしれませんが、それでは余計に時間をとってしまい無駄が増えます。SNSなどに素直に、誰か助けて!とさらけ出してみると良いといいます。
大きな会社の経営者でも、計算ができない、マネジメント能力も高くない、だけどビジネスは成功させているという人たちがたくさんいるのです。彼らの共通点は、人遣いの上手さ。何でも人任せで甘ったれるのは論外ですが、自分が苦しい時は無理して強がっても何も得られません。弱さをさらけ出していきましょう。
③スマホで素人革命を起こせ!
杉浦健次郎さんという方がいます。プロ野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの関東地区のトライアウトに現れた受験生です。
日刊スポーツの記事によれば、遠藤125メートルの強肩と、左右両打席でホームランが打てる長打力が武器。投手としても140キロ越えの直球、カットボール、スローカーブ、高速スライダー、ツーシームを投げられる本格派と紹介されました。では彼はどのように野球の練習をしたのか?
彼は中学時代までは野球部に所属していたが、怪我で野球から離れてしまったそうです。でも野球への気持ちは失わず、草野球チームを立ち上げ、インターネットで野球の人脈を広げつつ、チャンスをうかがっていたといいます。
その間、野球の練習は独学。なんと、助けになったコーチは、スマホで見るトレーニング動画!
専門的な施設や組織にかかわらず、スマホを使うことで、プロに近づく技術を身に付ける事は、誰にでもできる時代となっているとのこと。
スマホの可能性と実力を感じさせられる一冊。興味がある方はぜひ手に取ってみてください。
4.気になるワード
それはソーシャルフィルタリングと呼ばれている作業だ。
また反対に、会社を使い倒して、このパワーを存分に発揮しても良い。
時間の効率化は、寿命を有意義に使うことと同等の行為なのだ。
このシビアな現実を知っておこう。
人を動かしたければ、パワポは使うな!
スライドの役割は、あくまでプレゼンのサポートだ。
どんなツールを使おうと、1番大切なのは伝える熱意だ。